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予告2020年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」に係る第1回公募について(予告)

2019年12月24日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)では、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の2020年度第1回公募を下記のとおり行います。

対象者、開始予定日など公募概要はこちら

更新情報
2020年1月30日 テーマ設定型事業者連携スキーム公募の対象となる技術開発課題一覧を追加しました。
2020年1月16日 説明会情報を追加しました。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

本事業は、我が国における省エネルギー型経済社会の構築及び産業競争力の強化に寄与することを目的としています。現行の「省エネルギー技術戦略」に掲げる「重要技術」を中心に、高い省エネルギー効果が見込まれる技術開発を対象として助成します。

(2)技術開発について

ⅰ)基本スキーム

開発リスクや開発段階は開発技術ごとに異なるため、3つの技術開発フェーズを設けています。また、各フェーズを組み合わせた提案も可能です。フェーズ移行時にはステージゲート審査を実施し、高い成果と、十分な省エネルギー効果が見込まれる技術開発テーマに対しては、シームレスに支援を行います。

<インキュベーション研究開発フェーズ>
課題解決への具体的手法や事業化の見通しの明確化を図る等、開発・導入シナリオの策定等を行う研究開発です。インキュベーション研究開発フェーズは、実用化開発・実証開発の事前研究との位置づけであるため、単独での応募はできません。
技術開発費上限:
2千万円/件・年 (NEDO助成費+実施者負担分)
2/3以内
2年以内
<実用化開発フェーズ>
既に企業や大学等が有している技術やノウハウ等をベースとして、省エネルギーに資する応用・転用を図る技術開発です。本開発終了後、原則として3年以内に製品化を目指す実用化開発が対象です。
技術開発費上限:
3億円/件・年(NEDO助成費+実施者負担分)
2/3又は1/2以内
3年以内
<実証開発フェーズ>
事業化を阻害している要因の克服や、より着実な事業化を実現する一助となる実証データを取得する等の技術開発です。本開発終了後、原則として速やかに製品化を目指す実証開発が対象です。
技術開発費上限:
10億円/件・年(NEDO助成費+実施者負担分)
1/2又は1/3以内
3年以内
ⅱ)テーマ設定型事業者連携スキーム
「省エネルギー技術戦略」に掲げる「重要技術」であって、業界の共通課題及び異業種に跨る課題の解決に繋げる革新的な技術開発や新技術に関する統一的な評価手法の開発等、複数の事業者が相互に連携・協力して取り組むべきテーマ(技術開発課題)を設定し、技術開発の実施とその成果の着実な普及によって省エネルギーを実現するものであって、本開発終了後、原則として3年以内に製品化を目指す事業が対象です。 なお、本スキームで対象となる技術開発課題は、情報提供依頼(RFI:Request for Information)を行う他、資源エネルギー庁から政策的に必要があるとして別途指示があったものについて設定します。
技術開発費上限:
10億円/件・年 (NEDO助成費+実施者負担分)
2/3以内
5年以内
テーマ設定型事業者連携スキームにおいて、公募の対象となる技術開発課題一覧:
課題
番号
技術開発課題
A 「熱エネルギーの有効利用・高効率熱供給」に関する革新的な技術開発
具体例
・一過性で利用されていた熱エネルギーを圧縮・熱交換技術等により循環利用する設計/制御技術・システムの開発
・熱発生に係る化石燃料使用量削減のための高効率電気加熱技術(誘導加熱、レーザー加熱、ヒートポンプ加熱等)、リジェネレイティブバーナー等の排熱利用を伴う燃焼加熱技術、高効率蒸気生成技術の開発
・熱負荷に応じて冷暖房・給湯を高効率で実現できる技術、改修を容易にする機器設計、ライフサイクル改修技術の開発
・これまで利用されていない排熱・余剰熱を利活用する技術
・業務用・産業用空調の実運用時の性能向上に対応した評価手法・機器に係る技術開発
B 「第4次産業革命技術(交通流制御システム、スマート物流システム等)」に関する革新的な技術開発
具体例
・ITS等を利活用した省エネルギー走行に資する技術開発
・貨物容積の減少に資する技術開発
・貨物情報の共有化・システム化による低コスト物流システムに資する技術開発
・人や物の多頻度輸送の効率化及び最適化に資する技術開発
・バックワードチャネル(回収物流)の省エネルギーに資する技術開発
C 「電力需給の調整力・予備力及び高効率電力供給」に関する革新的な技術開発
具体例
・高い負荷追従性・高速起動性に立脚した発電機起動計画・出力予測/制御技術の開発
・電力供給を調整・全体最適化するエネルギー貯蔵(低コスト・高耐久な高性能蓄電池等)・変換(Power to X)技術・システムの開発
・電気加熱技術やデジタル技術等を駆使し電力需要を調整・全体最適化するエネルギーマネジメント技術・システムの開発
・変動型再生可能エネルギーの大量導入や電気自動車等の導入を側面支援する配電側の技術・システム(ワイヤレス給電技術、スマートインバータ制御技術、分散型電源管理システム等)の開発
・業務・産業用高効率発電技術・システムの開発
D 「省エネ型データセンター」に関する革新的な技術開発
具体例
・急進する膨大なデータや計算の高速かつ効率的な処理に資する技術開発
・付帯設備(空調、電源等)の省エネルギーに資する技術開発
E 「IoT・AI活用省エネ製造プロセス」に関する革新的な技術開発
具体例
・IoT・AIやビッグデータ等を活用し、製造効率の向上に資する技術開発

(3)採択実績 

これまでに採択した事業や成果事例については、下記を参照ください。

(4)公募期間 

2020年2月上旬~2020年3月中旬(予定)

2.説明会

下記の日程で公募説明会を実施します。

公募説明会では、応募いただく際の提案書類の記載方法や注意事項などを説明します。また、希望者には、説明会終了後、個別の説明や相談に応じます。

公募手続きを確認したい方には、公募説明会への出席をお勧めします(提案は公募説明会への出欠如何に関わらず可能です)。

開催日・会場 時間 定員 場所
2月6日(木)
川崎会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
40名 NEDO川崎本部
神奈川県川崎市幸区大宮町1310番
ミューザ川崎セントラルタワー 20階
2001、2002会議室
20階へ直接お越しください。
2月7日(金)
大阪会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
30名 ナレッジサロン
大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪 北館内
ナレッジキャピタル7階
2月10日(月)
仙台会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
20名 TKP仙台西口ビジネスセンター
宮城県仙台市青葉区本町1-5-31
シエロ仙台ビル6階
カンファレンスルーム6B
2月10日(月)
福岡会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
20名 JR博多シティ
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
小会議室 E+F (10階)
2月12日(水)
金沢会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
20名 金沢勤労者プラザ
石川県金沢市北安江3-2-20
404研修室 (4階)
2月12日(水)
広島会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
20名 広島合同庁舎2号館
広島県広島市中区上八丁堀6-30
第4会議室 (2階)
2月13日(木)
名古屋会場
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
40名 名古屋ダイヤビルディング貸会議室2号館
愛知県名古屋市中村区名駅3-16-22
252会議室 (5階)
2月14日(金)
川崎会場(第2回)
受付:13時30分~
説明会:14時00分~
40名 NEDO川崎本部
神奈川県川崎市幸区大宮町1310番
ミューザ川崎セントラルタワー 21階
2104、2105会議室
21階へ直接お越しください。

<参加申込方法>

定員に達しない限り、当日参加も可能ですが、会場準備の都合上、なるべく事前申し込みをお願いします。なお、事前にお申し込みいただくと、万が一会場変更等があった場合に、自動配信メールにて情報を受け取ることが可能です。

なお、事前参加申込又は説明会会場でご登録いただいた御氏名等の個人情報は、出欠の確認と必要に際しての事務局からの連絡(アンケート調査等)以外の目的で利用することはありません(ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます)。

新規タブで開く申し込みはこちらから

e-Rad

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。

新規タブで開くe-Rad ポータルサイト

なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。

e-Radへの登録に関するヘルプデスク
電話番号:0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
受付時間:午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)

3.問い合わせ方法

本公募の手続に関する質問の他、提案を予定されている技術開発内容が本事業の趣旨に合致するか等の相談を、下記メールアドレスで受け付けます(日本語のみ)。 NEDO本部(川崎)へお越しいただける場合には、面談による相談も可能です。

  • 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 省エネルギー部
  • 担当者:「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」事務局
  • E-MAIL:shouene@nedo.go.jp

4.その他

2020年度第1回公募の詳細については、2月上旬を目途に、公募情報(一覧)のURLにて公開いたします。

公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。

なお、2019年度第公募に関する情報については、下記を参照ください。

第1回公募

第2回公募

資料

    個別相談にあたっては、提案の概要を記載する書式を準備しました。ご活用ください。

    本書式を使用することは必須ではありません。提案書のドラフト等、提案の概要がわかる資料をご用意ください。

募集要項

技術・事業分野 省エネルギー
分野横断的公募事業
プロジェクトコード P12004
事業名 戦略的省エネルギー技術革新プログラム
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
公募開始予定日 2020年2月上旬

問い合わせ先

省エネルギー部 「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」事務局
FAX:044-520-5187
E-MAIL:shouene@nedo.go.jp

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