本公募「NEDO懸賞金活用型プログラム/化粧品産業の持続可能性に係る問題解決に向けた研究開発」の公募について(懸賞広告)
2026年5月11日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の応募者を広く一般に公募します。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
「NEDO懸賞金活用型プログラム」は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究等の機会創出、シーズの実用化、事業化の促進をねらって実施するものです。
「NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards, 化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰!」においては、以下の3テーマを設定し、分野や専門を問わず幅広くコンテスト形式で募集し、評価技術の創出や、ユニークな原料・素材の技術開発、ならびに、国際対応力向上を見据えた情報集約型プラットフォームの開発を通じて、将来的に化粧品業界の国際競争力の向上を目指します。
対象となるテーマ(全3テーマ)
- ■テーマ1:
- 化粧品の革新的な安全性評価技術開発
【背景】
EUがリードする動物実験の禁止や環境規制等を背景に、競争力の源泉である化粧品原料の開発には新たな評価手法の確立・利用が重要となっています。現在、OECDガイドラインに登録される試験方法は増加していますが、一方で植物由来成分・混合物・油性化合物等の化粧品原料に関する安全性評価や、全身毒性に係る評価手法については、従来の評価手法を発展させるだけでは対応が困難な状況です。そのため、化粧品企業各社はこれらの安全性評価技術の開発及び実装において大きな課題を抱えているのが現状です。
【募集のねらいと募集する技術例】
化粧品原料や製品に関する革新的な安全性評価手法を広く募集します。本公募では、開発された手法が将来的にPMDAへの連携やOECDガイドラインへの採択に繋がることを視野に入れた提案を期待します。
例;
- 植物由来成分・混合物・油性化合物等、化合物の物性や組成に応じて、適切な試験方法を選択できるようにサポートする手法構築
- 統合的アプローチ等を活用した全身毒性評価系の提案
- 試験結果の解釈及び判定に関する科学的根拠の提示
- ■テーマ2:
- 画期的で「ユニーク」な化粧品原料または素材開発技術
【背景】
日本がリードする、画期的で「ユニーク」な化粧品原料、または素材開発技術を広く募集します。ここで示す「ユニーク」とは、画期的な化粧品原料そのものに加え、これまで素材開発に活用されてこなかった技術の応用、先進的な発見の活用や独自性の高い取り組みを指します。
また、国際競争力を強化するためには、技術そのものだけでなく、その価値を製品の魅力として消費者および化粧品及び関連企業に分かりやすく伝えることが重要です。そのために本テーマでは、原料や技術の内容に加え、社会的・環境的意義やストーリー性を併せて提示する提案を募集します。
【募集のねらいと募集する技術例】
化粧品原料、素材開発に活用されてこなかった技術の応用・先進的な発見の活用等について提示していただきます。
例;
- AI/デジタル
- バイオ
- ロボティクス
- データサイエンス
さらに、社会・環境的な意義やストーリー性を提示していただきます。
例;
- 未利用資源、エシカル
- 研究の効率化
- 環境安全性向上など
- ■テーマ3:
- 化粧品産業のグローバル対応力強化を実現する情報集約プラットフォーム開発
【背景】
現在の化粧品業界は、各国における積極的な海外展開を背景に、日本国内およびグローバル市場の双方において競争環境が激化しています。その結果、日本の化粧品産業においてはグローバル競争力の強化がこれまで以上に重要な課題となっています。競争力を高めるための課題の一つとして、各国で求められる法規制などの情報を迅速かつ的確に収集し、対応することが不可欠です。
現状ではこうした規制情報等収集・対応は、専門的な知見を有する人材の配置を前提として、各社が個別に対応しています。しかし、化粧品業界は中小規模の企業が多数を占めており、専門人材の確保や専任配置が困難なケースも少なくありません。そのため、成分や原料に関する概括的な規制情報を確認する場合であっても多大な時間と労力を要しており、結果として海外向けの製品開発や市場展開の障壁の一因になっていると考えられます。
このような課題を踏まえ、化粧品産業全体で活用可能かつ有用な情報集約プラットフォームを新たに構築し、多くの企業がこれを共有・活用することにより、業界協調領域における個社負担の軽減と迅速な対応が可能となり、ひいては産業全体の競争力強化に繋がると考えられます。
【募集のねらいと募集する技術例】
化粧品企業が抱える業務のうち、とりわけグローバル対応において特に大きな障壁となっている課題であり、かつ業界全体に大きな経済的効果が期待できる「情報集約プラットフォーム」を広く募集します。
各国の規制情報、原料情報の収集といった基本的な機能に留まらず、最新のAI等の情報技術を用いて効率的に情報のインプット、アウトプットを行う機能を持たせる等の、グローバル対応力を更に高めることが可能となる独創的な機能を備えた提案に期待します。
懸賞金額
各テーマの懸賞金額は以下になります。
- テーマ1:
- 化粧品の革新的な安全性評価技術開発
1位:9,000万円 - テーマ2:
- 画期的で「ユニーク」な化粧品原料、または、素材開発技術
1位:1,500万円、2位:1,000万円 - テーマ3:
- 化粧品産業のグローバル対応力強化を実現する情報集約プラットフォーム開発
1位:1億2,000万円
- また上記の賞金とは別に、特別賞などを授与することがあります。
選考の流れ(予定)
- 公募期間:2026年5月11日(月)~2027年1月15日(金)
- 第1次審査(書類審査):2027年2月末頃
- メンタリング・伴走支援:2027年3月~2028年12月ごろ
- 最終審査(コンテスト):2028年1月末頃
(2)事業期間
2025年度~2027年度
2.説明会
応募説明会をオンラインで実施します。当日参加できない方は後日アーカイブをご視聴ください。
- 【開催日程】
- 2026年5月27日(水)
応募説明会の視聴については、下記専用Webサイトの案内に従ってご参加ください。
NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards, 化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰!
3.応募方法等
下記の専用Webサイトより、応募に必要な書類をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、必ず受付期間内に当該Webサイトの案内に従って提出してください。
NEDO Challenge, Beauty Visionary Awards, 化粧品業界の未来を切り拓く研究開発を表彰!
応募に係る一切の費用は、応募者負担になります。
4.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(@nedo_info)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
| 技術・事業分野 | 技術シーズ発掘・育成 |
|---|---|
| プロジェクトコード | P23026 |
| 事業名 | NEDO懸賞金活用型プログラム/化粧品産業の持続可能性に係る問題解決に向けた研究開発 |
| 事業分類 | その他 |
| 対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム、個人 |
| 公募期間 | 2026年05月11日~2027年01月15日 |
問い合わせ先
バイオ・材料部
担当者:梶原、金子(耕)、一ノ宮、森崎
E-mail:cosme.challenge[*]nedo.go.jp
E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。
契約手続きについて
委託事業・補助・助成事業の契約手続きに関する情報を掲載しています。
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