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NEDO懸賞金活用型プログラム

事業・プロジェクト概要

近年、経済や社会の成熟化に伴い人々の関心や価値観が多様化し、ユーザーの多様な要望や共感に応える新しい価値やサービスの創出が求められるなど、社会課題が複雑化しています。また、これまでにない新しい技術の出現やデジタル化の進展は、技術の分野融合を促進しより複雑なものへと変化させています。加えて、技術を有する者、技術を利用しイノベーションを起こす者等、技術を取り巻くステークホルダーも多様化しています。

多様化する技術・ニーズ・価値観により複雑化した社会課題を解決していくためには、従来のような線形的・漸進的な研究開発ではなく、多様な主体から多様な知恵を集め、これらを融合・競争させ、得られた結果を研究現場にフィードバックすることを可能にする取組を強力に進める必要があります。また、イノベーションを創出し、その恩恵を社会課題の解決によって国民や社会に還元していくためには、これまでにない新しい技術を社会実装に至らしめるための適切な方策を推進することも重要です。

本制度は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策を「コンテスト形式」による懸賞金型の研究開発方式を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、懸賞広告応募者と当該シーズのユーザーとの連携の機会を創出し、短期(2年後まで)に共同研究等につなげることを目指します。

  • NEDO懸賞金活用型プログラムのスキームの概要図
    NEDO懸賞金活用型プログラムのスキーム

公募対象課題

懸賞広告で掲げる課題(課題名/コンテスト名)は以下のとおりです。

(A)2023年度設定課題

  1. 衛星データを活用したソリューション開発/ NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth
    「NEDO懸賞金活用型プログラム/衛星データを活用したソリューション開発/NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」の公募について(懸賞広告)
  2. リチウムイオン蓄電池の回収システムに関する研究開発/ NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025
    「NEDO懸賞金活用型プログラム/リチウムイオン蓄電池の回収システムに関する研究開発/NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025/発火を防ぎ、都市鉱山を目指せ!」の公募について(懸賞広告)
  3. サイボーグAIチャレンジ/(未定)

(B)2024年度設定課題

  1. 量子コンピュータを用いた社会問題ソリューション開発/(未定)
  2. 製造事業者の業務ノウハウを形式知化するデジタルソリューション開発/(未定)
  3. 衛星データを活用したソリューション開発/(未定)

(注)上記課題名については、懸賞広告において変更する可能性がある。

基本情報

事業期間・予算額 事業期間:2023年度~、予算額(企画運営等委託費および懸賞金):(A)2023年度設定課題 6億円、(B)2024年度設定課題 11.5億円
技術・事業分野 技術シーズ発掘・育成
プロジェクトコード P23026
担当部署 フロンティア部 (TEL:044-520-5174)

詳細資料

最終更新日:2024年9月25日

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