決定「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発に関する調査」に係る実施体制の決定について
2024年2月26日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発に関する調査」に係る公募を実施し、4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発に関する調査
2.事業概要
パリ協定やSDGsの提言を受けて、国内外ではCO2削減、炭素循環型社会の実現等「社会課題の解決」と「持続的経済成長」の両方が求められており、この両立に資するバイオエコノミーへの期待が高まっています。日本においてもバイオ戦略が策定され、既にバイオエコノミー実現に資する政策が強力に推進されていますが、バイオ製造の市場規模が30兆ドル(約4,000兆円)にも達するとした米国の分析をはじめ、世界におけるバイオエコノミー推進の動きは加速の一途を辿っています。また2023年3月には一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が「バイオトランスフォーメーション(BX)戦略」を公表し、産業界においてもこれに呼応した動きが生まれています。
このような背景のもと、NEDOでは2020年度より「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発(以下、「本プロジェクト」という。)」を実施してきました。本プロジェクトは今年度に折り返し地点を迎えていることから、プロジェクト開始以降に生じた社会情勢や技術動向の変化などを踏まえ、改めて事業の位置づけを整理するとともに、最終年度(2026年度)に向けて社会実装への道筋をより明確化していく必要があります。
そこで本調査では、本プロジェクトで開発を進めるバイオ由来製品の各種生産技術について情報収集を行い、技術動向全体を踏まえてその位置づけを明らかにします。
3.実施予定先
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
4.事業期間
NEDOが指定する日から2024年6月28日まで
募集要項
技術・事業分野 | 調査等 |
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プロジェクトコード | P20011 |
事業名 | カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発/カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発に関する調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む) |
問い合わせ先
材料・ナノテクノロジー部
担当者:木下、浅石、峯岸、林
E-MAIL:bioproduction_koubo@ml.nedo.go.jp