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予告「CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/二酸化炭素分離膜システム実用化研究開発」に係る公募について(予告)

2021年9月16日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集する予定です。なお、政府方針の変更等により、公募の内容や採択後の実施計画、概算払の時期等が変更されることがあります。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

大気中へのCO2排出を抑制するため、各種産業等の排ガスからCO2を分離・回収し、そのCO2を利用するカーボンリサイクルの取り組みが進められるなか、CO2分離・回収に係る設備・運転コスト及び所要エネルギーの削減が重要となっています。2021年7月に経済産業省が改訂した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」においては、CO2分離回収技術の一つとして、分離機能を持つ膜材料の透過選択性を利用する膜分離法が挙げられています。

本事業では、火力発電等や化学プロセス、燃料ガスなどのCO2濃度が10%以上となるガスを対象としたCO2分離膜技術について開発を行います。具体的には、CO2分離膜の選択性、透過性、耐久性の向上に係る材料開発とプロセスの最適化(熱、物質、動力、容量等)に関する技術課題に取り組み、CO2排出原および用途に適合した省エネルギー・低コストとなるCO2膜分離システムの構築を行います。

(2)事業期間

2021年度~2023年度

(3)公募期間

2021年10月中旬~2021年11月中旬を予定しています。

2.応募方法等

公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。

3. その他

公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。

なお、CO2濃度が10%以下の低濃度排ガスからのCO2分離・回収技術につきましては別途「グリーンイノベーション基金事業」でも募集を行っておりますので、内容をご確認いただき、不明があれば各事業の問い合わせ先にご相談ください。

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P18006
事業名 CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/二酸化炭素分離膜システム実用化研究開発
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム
公募開始予定日 2021年10月中旬
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:福原、山田、布川
FAX:FAX:044-520-5253
E-MAIL:E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp

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