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予告「NEDO懸賞金活用型プログラム/リチウムイオン蓄電池の回収システムに関する研究開発/NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025/発火を防ぎ、都市鉱山を目指せ!」の募集について(予告)

2024年3月21日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の応募者を一般に広く募集する予定です。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

「NEDO懸賞金活用型プログラム」は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究等の機会創出、シーズの実用化、事業化の促進をねらって実施するものです。

「リチウムイオン蓄電池の回収システムに関する研究開発/NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025/発火を防ぎ、都市鉱山を目指せ!」においてはリチウムイオン蓄電池(LiB)が回収物に混入することで引き起こされる廃棄物処理・リサイクル現場等での火災・事故等の課題に対し、処理工程における安全性を高めつつも作業の円滑化に資する取り組みに対して懸賞金を供するコンテストを実施します。

(2)事業期間

2024年度

(3)応募期間(予定)

2024年4月初旬から2カ月程度

(4)説明会(対面・オンライン)(予定)

2024年4月26日(金)14時~(東京都千代田区)

2.応募方法等

応募要項等の詳細は、応募開始日にNEDOのホームページ及び別ウィンドウで開きます専用Webサイトに掲載します。

3.その他

(1)コンテスト応募テーマ(全2テーマ)

下記、募集テーマ名は変わる可能性があります。4月の応募要項にて詳細を発表いたします。

【テーマ1:LiB検出装置(ポータブル型・設置型)】

誤ったごみ区分に混入したLiB、LiBを含む小型家電製品を処理工程に入る前に検知する装置で、検知により可燃物から分離することを可能にする。

※具体的な技術開発テーマ例

  • 廃棄物の収集運搬車両(パッカー車両)に設置するなど、LiBを含む小型家電のポータブルな検知装置
  • 廃棄物処理・リサイクル施設の処理工程に設置するなど、LiBを含む小型家電の設置型検知装置

【テーマ2:LiBの発火危険性の回避・無効化装置】

発火能力のない状態のLiBのみを選択的に回収するなど、LiBの回収・運搬時の発火危険性を回避する、あるいは、発火能力の有無にかかわらず回収したLiBを放電、電解液除去等により発火能力を無効化し、安全なリサイクル資源とする。

※具体的な技術開発テーマ例

  • 家電量販店等でLiBを回収する際、放電済みLiBのみを選択して回収する、その他の方法により、LiBの安全な回収を実現する装置
  • 廃棄物処理・リサイクル施設の処理工程で、回収したLiBを放電、電解液除去、その他の方法により、発火能力を失わせる装置
  • 家電量販店等で一般の方から回収したLiBを放電、電解液除去、その他の方法により、発火能力を失わせる装置

(2)選考の流れ(予定)

  • エントリー(4月初旬から2カ月程度)
  • 1次書類審査(6月中旬)
  • 開発期間(環境整備及び伴走支援)(7月~12月)
  • 2次審査(コンテスト)(2025年1月)

公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(旧Twitter)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。

募集要項

技術・事業分野 分野横断的公募事業
プロジェクトコード P23026
事業名 NEDO懸賞金活用型プログラム (リチウムイオン蓄電池の回収システムに関する研究開発) [NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025]
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム、個人、その他
公募開始予定日 2024年4月上旬
問い合わせ先 環境部
担当者:石井、河合
E-MAIL:3r-pj@ml.nedo.go.jp

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