本公募「グリーンイノベーション基金事業/燃料アンモニアサプライチェーンの構築プロジェクト」に係る公募について
2021年9月15日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集します。
本件について受託を希望する方は、下記に基づきご応募ください。
2021年11月1日 | 【期間延長】提案書類の提出期限について、2021年11月11日(木)正午まで延長いたしました。なお、既に提案書を提出済みであっても、期間内に再提出することができます。 |
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2021年10月20日 | 【資料の更新】本公募に関するQ&A資料を更新しました。当該資料は本ページの資料欄をご覧ください。 |
2021年9月30日 | 【資料の更新】公募説明会説明資料を追加しました。 |
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
本事業では、アンモニアの利用拡大及びに製造の高効率化・低コスト化等の各要素での技術的課題を解決することで、需要と供給が一体となった燃料アンモニアサプライチェーンの構築を目指し、下記テーマに取り組みます。
【研究開発項目1】 アンモニア供給コストの低減
研究開発内容〔1〕アンモニア製造新触媒の開発・実証
これまでアンモニアの製造方法として高温高圧での製造を行うハーバーボッシュ法(以下、HB法)が採用されてきた。HB法の場合、鉄系の触媒での合成を行っているが、400~500℃の温度と、10~30MPaの圧力が必要となる。
このため、新触媒を開発し、温度及び圧力を下げることで、合成時に必要なエネルギーを削減する。十分な耐久性・安定性を前提として、低温・低圧で合成が可能な触媒の開発を適切なステージゲートの下で実施することで、既存のHB法に劣らない効率での製造を実現しつつ海外ライセンサーに依存しない生産体制を構築するとともに、開発した触媒の価格低減に取り組むことで製造コスト全体の低減、製造時のCO2排出量の低減を目指す。
研究開発内容〔2〕グリーンアンモニア電解合成
これまでは、水を電気分解して水素を製造(水電解)し、その後HB法でアンモニア製造を実施していたが、ここでは、従来の製造方法を大幅に簡略化する非連続な技術として、水から直接アンモニアを製造する電解合成技術を開発する。
【研究開発項目2】 アンモニアの発電利用における高混焼化・専焼化
研究開発内容〔1〕石炭ボイラにおけるアンモニア高混焼技術(専焼技術含む)の開発・実証
2050年カーボンニュートラルの実現のため、石炭火力発電設備のアンモニア専焼化への段階的移行に必要な技術を開発し、5万kW規模以上の実機での実証を行う。
研究開発内容〔2〕ガスタービンにおけるアンモニア専焼技術の開発・実証
ガスタービン向け専焼バーナーを開発した上で、2000kW規模以上の実機での専焼の実証を行い、吹き込み位置や流速等を最適化し、アンモニア燃焼技術を確立する。
(2)事業期間
【研究開発項目1】
研究開発内容〔1〕及び〔2〕については2021年度から2030年度までの最大10年間とする。
ただし、事業毎にステージゲートを設定し、事業進捗を見て、継続可否を判断する。そのため、原則として当初に契約する期間は直近のステージゲート実施時期までとする。
【研究開発項目2】
研究開発内容〔1〕及び〔2〕については2021年度から2029年度までの最大9年間とする。
ただし、事業毎にステージゲートを設定し、事業進捗を見て、継続可否を判断する。そのため、原則として当初に契約/交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとする。
2.説明会
当該公募の内容、契約に係る手続き、提出する書類等についての説明会をオンラインにて開催します。説明は日本語で行います。応募に当たってオンライン公募説明会への参加は必須ではありませんが、参加されることを推奨します。
説明会参加にあたっては、2021年9月28日(火)正午までに申し込みフォームからお申し込みください。
<説明会の日時、会場>
- 日時:2021年9月29日(水)16時00分~17時00分
- 会場:オンライン開催(URLは参加者登録メールアドレスへ9月28日(火)夕方にご連絡差し上げます)
<参加申込方法>
3.応募方法等
本ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、必ず受付期間内に次のWeb入力フォームから必要情報の入力と提案書類及び関連資料のアップロードを行ってください。
その他の方法(持参・郵送・FAX・メール等)による応募は受け付けません。
提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。
- 受付期間:
- 2021年9月15日(水)~2021年11月11日(木)正午
Web入力フォーム - 委託事業:
- 契約約款・様式はこちらをご参照ください。
なお、特別約款はこちらをご参照ください。 - 助成事業:
- 交付規程・様式はこちらをご参照ください。
e-Rad
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号: 0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間: 午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
NEDOでは、NEDO事業に関する業務改善アンケートを常に受け付けています。
ご意見のある方は、サイト内リンク NEDOの事業・支援制度をご利用の方にアクセスいただき、「7. NEDO事業に関する業務改善アンケート」からご意見お寄せいただければ幸いです。
なお、内容については、本プロジェクトに限りません。
資料
- グリーンイノベーション基金事業の基本方針(概要) (445KB)
- グリーンイノベーション基金事業の基本方針(本文)(497KB)
- 2021年度実施方針(165KB)
- 「燃料アンモニアサプライチェーンの構築」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画(1.5MB)
- 公募要領(1.4MB)
- 参考資料1:契約に係る情報の公表について(128KB)
- 提案書一式(336KB)
- 本公募に関するQ&A【2021年10月20日更新】(851KB)
- 公募説明会説明資料(2.2MB)
募集要項
技術・事業分野 |
スマートコミュニティ 次世代火力・CCUS |
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プロジェクトコード | P21020 |
事業名 | グリーンイノベーション基金事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募期間 | 2021年09月15日~2021年11月11日 |
問い合わせ先 |
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃焼アンモニアグループ:[1]アンモニア供給コストの低減 環境部 次世代火力・CCUSグループ:[2]アンモニアの発電利用における高混焼化・専焼化 担当者:[1]青山、佐々木、和田 [2]園山、野原、今井(愛)、阿部(正)、在間 E-MAIL:[1] smartcommunity@ml.nedo.go.jp [2]cct.projects@ml.nedo.go.jp |