決定「CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究」に係る実施体制の決定について
2020年7月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究」に係る公募を実施し、ご応募いただいた2件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究
2.事業概要
2016年4月に策定された「エネルギー環境イノベーション戦略」においては、CO2分離・回収コストの低減が技術課題として記載されています。また、2019年6月に経済産業省が策定した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」においては、CO2を分離回収する技術が必要と位置づけられており、燃焼排ガスなどからのCO2分離回収技術の一つとして固体吸収法が挙げられています。
本事業は、CO2を低コストに分離回収することができる先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガスへの適用性を明らかにするとともに、パイロットスケールのCO2分離回収システムを構築し、実燃焼排ガスからのCO2分離回収連続運転を実施して実用性を検証します。
3.採択テーマと実施予定先
「CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究」(川崎重工業株式会社、公益財団法人地球環境産業技術研究機構)
4.事業期間
2020年度~2024年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
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プロジェクトコード | P18006 |
事業名 | CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:春山、越後、布川
FAX:044-520-5253
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp
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