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決定「CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業」に係る実施体制の決定について

2021年8月6日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業」に係る公募を実施し、ご応募いただいた4件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

更新情報
2021年10月6日 【資料の更新】 採択審査委員一覧を差し替えました。

1.件名

CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業

2.事業概要

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、発電所などのCO2大量排出源における、CO2分離・回収装置の適用や回収したCO2を集約する技術について、以下の項目に関する調査を通じ、プロセスの設計検討による課題の把握と事業性の確認を実施します。

〔1〕CO2分離・回収技術の検討
CO2排出源の特性(排ガス性状や運転方案など)を考慮し、コストダウンや運用性向上などに資する技術の調査。
〔2〕CO2排出源への影響検討
CO2分離・回収装置の設置に伴う、発電所など排出源への影響調査。
〔3〕CO2集約技術の検討
CO2排出源から排出されるCO2の集約に関し、コストダウンや運用性向上などに資する技術の調査。
〔4〕技術課題の整理とシナリオの作成
CO2排出源からCCS・CCU/カーボンリサイクルの一連のプロセスについて、コストや運用性などの分析・検討を踏まえ、技術課題の整理と実用化に至るまでのシナリオの作成。

3.採択テーマと実施予定先

「バイオマス発電施設における省エネルギー型CO2分離回収に関する調査」(株式会社タクマ、日本製紙株式会社)

「既設石炭火力発電所に対するCCUSレトロフィット適用およびCO2のパイプライン輸送に関する調査」(北海道電力株式会社、株式会社IHI、JFEエンジニアリング株式会社)

「コンビナートモデル及びカーボンネガティブモデルにおけるCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査」(日揮グローバル株式会社、日本エヌ・ユー・エス株式会社)

4.事業期間

2021年度~2022年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P18006
事業名 CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:森、芦川、布川
FAX:044-520-5253
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp

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