決定「カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンマネジメントに係る国際連携事業/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査」に係る実施体制の決定について
2025年10月31日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンマネジメントに係る国際連携事業/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査」に係る公募を実施し、ご応募いただいた5件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンマネジメントに係る国際連携事業/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査
2.事業概要
2025年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」において、CCUの中でもカーボンリサイクルについては、CO2を資源として捉え、素材や燃料等へ再利用することでCO2排出抑制が可能となることから、我が国としては「カーボンリサイクルロードマップ」を踏まえて、技術開発・社会実装、国際展開、CO2サプライチェーンの構築を推進していくことが示されています。また、今次計画においても引き続き重要な役割を担うとされる火力発電については、新技術の導入等による脱炭素化の推進、さらに、そのような我が国技術を用いて、東南アジアをはじめとする世界の脱炭素化に貢献する国際協力の必要性が併せて謳われています。
本調査事業では、我が国のカーボンリサイクル・脱炭素化技術に関心を有する国を対象とし、これらの国々に技術を展開・普及する可能性を検討します。また、展開の候補となりうる国・地域の特定、当該国・地域の政策動向や市場見通し等にかかる情報収集、連携候補先組織の特定など、潜在的な可能性を見いだし、将来の具体的な検討を進めるための調査を行います。
3.採択テーマと実施予定先
- 「CO2固定型石炭灰造粒物によるカーボンリサイクル技術のインドネシアにおける展開可能性調査」
 一般財団法人カーボンフロンティア機構、中国電力株式会社
- 「スウェーデンにおけるCO2電解技術を利用したe-fuel製造技術の実用化・普及可能性に関する調査」
 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
- 「カーボンリサイクルに資する国内CO2回収技術の東南アジア展開・普及に向けた可能性調査」
 デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社
4.事業期間
2025年度から2026年度末までの間(事業により異なる)
募集要項
| 技術・事業分野 | カーボンリサイクル | 
|---|---|
| プロジェクトコード | P22001 | 
| 事業名 | カーボンリサイクル・火力発電の脱炭素化技術等国際協力事業/カーボンマネジメントに係る国際連携事業/カーボンリサイクル関連技術及び脱炭素化技術等の海外展開可能性の調査 | 
| 事業分類 | 調査等 | 
| 対象者 | 企業(団体等を含む) | 
問い合わせ先
    サーキュラーエコノミー部 CCUS国際チーム
    担当者:渡邊、佐藤、讃岐(E-MAILは下記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。)
    E-MAIL:Int-co25*ml.nedo.go.jp
  
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