予告「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に係る公募について(予告)
2020年4月1日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集する予定です。募集事業について
1.事業内容
(1)概要2030年頃のバイオジェット燃料生産に係る確実な市場形成および社会実装に資するため、NEDOでは、下記の事業をそれぞれ実施します。
[1] 実証を通じたサプライチェーンモデルの構築(助成事業)
想定する将来の製造規模を技術的に実現し得る純バイオジェット製造技術を軸に、原料調達、純バイオジェット燃料生産、ジェット燃料との混合、利用先施設への供給まで、将来の事業化を見据えた規模での実証等を通じたサプライチェーンモデルの構築に助成します。
[2]微細藻類基盤技術開発(委託事業)
[2-1]微細藻類基盤技術実証
バイオジェット燃料の原料でもあり、カーボンリサイクル技術の一つである微細藻類について、微細藻類に係る安定大量培養技術を確立すべく、実用化を行う際の1ユニット単位となる規模での実証事業を行います。
[2-2]微細藻類研究拠点における基盤技術開発
2019年9月に開催されたカーボンリサイクル産学官国際会議において、経済産業省より「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ」(1.相互交流の推進、2.実証研究拠点の整備、3.国際共同研究の推進)に取り組むことが示され、実証研究拠点として広島県大崎が挙げられました。
広島県大崎上島において、様々な条件下での藻類種ごとの実証データ取得が可能なテストベッドを含む研究拠点を整備し、商用化にあたっての課題の解決や培養工程でのCO2利用効率を向上させるための手法の検討等を行います。
(2)事業期間
[1] 実証等を通じたサプライチェーンモデルの構築(助成事業)
2020年度~2024年度(予定)
[2]微細藻類基盤技術開発(委託事業)
[2-1]微細藻類基盤技術実証
2020年度~2024年度(予定)
[2-2]微細藻類研究拠点における基盤技術開発
2020年度~2024年度(予定)
(3)公募期間
[1] 実証等を通じたサプライチェーンモデルの構築(助成事業)
2020年5月中旬から1ヶ月間公募予定
[2]微細藻類基盤技術開発(委託事業)
[2-1]微細藻類基盤技術実証
2020年5月中旬から1ヶ月間公募予定
[2-2]微細藻類研究拠点における基盤技術開発
2020年5月中旬から1ヶ月間公募予定
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。e-Rad
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号:0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間:午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
3.事前相談
本公募に先立ち、検討されているバイオマスエネルギー事業について、個別の事前相談を実施します。応募を考えられている企業等は、できる限り事前相談されることをお勧めいたします。上記「問い合わせ先」までFAXでご連絡ください。実施の日時を調整させていただきます。
資料
募集要項
技術・事業分野 | バイオマス |
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プロジェクトコード | P17005 |
事業名 | バイオジェット燃料生産技術開発事業 (実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発) |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、実証事業(フィールドテスト) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム、地方公共団体 |
公募開始予定日 | 2020年5月中旬 |
問い合わせ先
新エネルギー部 バイオマスグループ
担当者:古川、中森、吉田、柴原、木邑、小林
FAX:044-520-5276
E-MAIL:nedo.biofuel@ml.nedo.go.jp