予告2023年度「⽊質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利⽤システム構築⽀援事業」に係る公募について(予告)
2023年3月1日
国⽴研究開発法⼈新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を⼀般に広く募集する予定です。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
バイオマスエネルギーの利用拡大を推進し、木質バイオマス燃料に係る事業の持続性に資するためには、国産木質バイオマス燃料の資源量拡大、燃料の安定供給確保、発電コストの低減、地域との共生が必要です。特に、木質バイオマス発電については、燃料の安定的・効率的な供給・利用システムが発展途上であり、森林・林業と発電事業等が持続可能な形で共生する商慣行が定着していないという課題があります。本事業では、森林・林業等と持続可能な形で共⽣する⽊質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利⽤システムの構築・商慣⾏定着を⽬指して、下記の事業を実施します。
研究開発項目[1]新たな燃料ポテンシャル(早⽣樹等)を開拓・利⽤可能とする“エネルギーの森”実証事業(助成事業)
早⽣樹等の活⽤拡⼤に向け、育林に適した樹⽊を選定の上、6つの気候区分(亜寒帯気候(北部)、亜寒帯気候(南部)、温帯気候(東日本太平洋側)、温帯気候(東日本日本海側)、温帯気候(西日本)、内陸性気候)毎に、複数樹種で地域に適した植林・育林・伐採・搬出⽅法の選定を⾏います。
2023年度は未採択の3つの気候区分、亜寒帯気候(北部)、温帯気候(西日本)、内陸性気候を主体として公募を行います。採択済みの3つの気候区分、亜寒帯気候(南部)、温帯気候(東日本太平洋側)、温帯気候(東日本日本海側)については既存事業と樹種が異なる場合、公募の対象となります。対象樹種についてはNEDOの担当にお問い合わせください。
研究開発項目[2]⽊質バイオマス燃料(チップ、ペレット)の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業(助成事業)
⽊質バイオマス燃料の⽣産システム全体の安定化・効率化に資する技術開発を⾏います。2023年度はチップに関する実証事業を公募します。
(2)事業期間(予定)
- [1]原則6年以内
- [2]原則3年以内
(3)公募期間
2023年5⽉上旬から1カ⽉間公募予定
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始⽇にNEDOのホームページに掲載します。
e-Rad
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号:0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間:午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
3.事前相談
本公募に先⽴ち、検討されている実証事業について、個別の事前相談を実施します。応募を考えられている企業等は、できる限り事前相談されることをお勧めいたします。
下記「問い合わせ先」までメールでご連絡ください。実施の⽇時を調整させていただきます。
4.その他
諸事情により公募開始を変更する場合があります。公募開始を変更する場合には、NEDOホームページにてお知らせします。
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | バイオマス |
---|---|
プロジェクトコード | P21002 |
事業名 | 木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築 支援事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、実証事業(フィールドテスト) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、地方公共団体、NPO等非営利団体 |
公募開始予定日 | 2023年5月上旬 |
問い合わせ先
新エネルギー部 バイオマスグループ
担当者:岩橋、桂木、清水、保谷、小石、矢野
E-MAIL:bio-forest@ml.nedo.go.jp