予告「超臨界地熱資源開発に適用可能な温度検層技術開発の実現可能性調査」に係る公募について(予告)
2024年6月10日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集致します。本公募について応募を希望する方は、下記に基づきご応募下さい。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
第6次エネルギー基本計画では、「2050年のカーボンニュートラルの実現」に向け、超臨界地熱発電等の次世代型の地熱発電技術の重要性が指摘されています。超臨界地熱発電は、火山地帯の地下深部(深度約3~5km)にある超臨界状態(温度374℃、圧力22MPa以上)の地熱流体を使用することから、従来型の地熱発電よりも大規模な発電出力が得られ、地熱発電のさらなる導入拡大に貢献すると期待されています。
地熱井においては坑井内温度の情報が非常に重要となりますが、超臨界地熱調査井のような過酷な条件下における温度検層は前例がなく、5000m級の地熱井において400~500℃の温度域をリアルタイム計測が可能な検層技術の実現が求められています。
そこで本調査では、地熱井掘削において様々な指標・判断のベースとなる温度計測を実現するため、超臨界地熱資源掘削時に使用可能な温度検層技術開発の実現可能性調査を行います。
(2)事業期間
2024~2025年度
(3)公募期間
2024年6⽉下旬~7月中旬の予定です。
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始⽇にNEDOのホームページに掲載します。
3.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(旧Twitter)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | 熱利用 |
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プロジェクトコード | P21001 |
事業名 | 超臨界地熱資源開発に適用可能な温度検層技術開発の実現可能性調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む) |
公募開始予定日 | 2024年6月下旬 |
問い合わせ先
新エネルギー部 熱利用グループ
E-MAIL:thermalgroup@ml.nedo.go.jp
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