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決定「バイオジェット燃料生産技術開発事業/技術動向調査/微細藻類技術によるバイオジェット燃料実用化に係る技術ロードマップの策定」に係る実施体制の決定について

2020年12月24日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「バイオジェット燃料生産技術開発事業/技術動向調査/微細藻類技術によるバイオジェット燃料実用化に係る技術ロードマップの策定」に係る公募を実施し、ご提案いただいた1件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

件名

バイオジェット燃料生産技術開発事業/技術動向調査/微細藻類技術によるバイオジェット燃料実用化に係る技術ロードマップの策定

事業概要

長期的には今後の拡大が見込まれるとする航空需要予測を背景に、国際民間航空機関(ICAO)をはじめとした航空業界はCO2排出量を削減する地球温暖化抑止対策を喫緊の課題と捉えています。これに対し、バイオマスから作るバイオジェット燃料の導入は実現可能性が高い手段の一つと位置づけられており、海外ではすでに廃食用油などを原料にしたバイオジェット燃料をはじめとする再生可能代替燃料(SAF)が実用化・商用化されています。

また、経済産業省が2019年6月に策定した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」の中ではCO2を資源として捉え、これを分離・回収し多様な炭素化合物として再利用する技術の一つとして、微細藻類によるバイオジェット燃料製造技術が期待されており、NEDOではこれを注力すべき課題と捉え、微細藻類の大量培養技術の確立によるカーボンリサイクルなど脱炭素社会の形成を促進するために、今年度より「微細藻類基盤技術開発」事業に着手しています。

このような背景から、本調査では、NEDOの2019年度調査事業「国内外における微細藻類技術開発の国際動向調査」の内容を基に、情報収集と検討を加え、バイオジェット燃料生産を主軸とする微細藻類技術に係る新たな技術ロードマップを策定することで、今後の航空事業での温室効果ガス排出抑制に資することを目的とします。

実施予定先

株式会社三菱総合研究所

事業期間

2020年度~2021年度

募集要項

技術・事業分野 バイオマス
プロジェクトコード P17005
事業名 バイオジェット燃料生産技術開発事業 (技術動向調査) [微細藻類技術によるバイオジェット燃料実用化に係る技術ロードマップの策定]
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)
問い合わせ先 新エネルギー部 バイオマスグループ
担当者:木邑、吉田、岩佐
E-MAIL:nedo.biofuel@ml.nedo.go.jp

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