決定「地熱開発事業の地域経済効果分析に関する調査」に係る実施体制の決定について

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（以下、「NEDO」という。）は、「地熱開発事業の地域経済効果分析に関する調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

1.件名

地熱開発事業の地域経済効果分析に関する調査

2.事業概要

地熱開発を促進していく上で、温泉事業者を含む地元や環境団体との合意形成を円滑に実施していくことが課題となっています。そのため、地熱調査に⻑期間の時間を要し、場合によっては事業撤退がなされる事例も少なくありません。

そうした中、近年、地熱発電や熱⽔利⽤等が地域経済に便益をもたらす事例も見られ、地熱開発の地域経済発展への貢献が地元との合意形成に重要であることが指摘されています。また、それに伴う地域経済への便益を分析し、見える化することで、客観性・透明性のある定量的データに基づく共通理解が得られ、地熱開発に対する合意形成に資することが期待できます。そこで本調査では、地域特性や開発内容を考慮した地域経済効果分析及びその汎⽤ツール開発に求められる仕様についての検討を実施します。

3.実施予定先

一般財団法人電力中央研究所、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人横浜国立大学

4.事業期間

2022年度

募集要項