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決定「未利用酸性熱水活用技術手法開発の調査」に係る実施体制の決定について

2022年5月20日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、「未利用酸性熱水活用技術手法開発の調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた1件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

1.件名

未利用酸性熱水活用技術手法開発の調査

2.事業概要

地熱発電や温泉利用において、酸性熱水は火山近傍域等で多く確認されているものの、配管等の腐食の問題によりその使用は制限されているのが実情です。反対に、中和処理等の対策を講じることにより、維持管理に膨大な費用が発生しているケースもあります。

そうした中、酸性熱水の直接利用として、水素製造、および有用元素の回収可能性が先行研究により示唆されました。また、日本の地熱エネルギーはこれまで主として発電用として開発されてきましたが、水素製造のような直接利用が可能になれば、地熱利用のさらなる拡大が期待されます。

そこで、本調査では、発電に限らず直接利用も含めた、酸性熱水を利用した技術開発について調査を実施します。

3.実施予定先

国立大学法人 東北大学

4.事業期間

2022年度

募集要項

技術・事業分野 熱利用
プロジェクトコード P21001
事業名 地熱発電導入拡大研究開発
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 新エネルギー部 熱利用グループ
担当者:長田、長谷川
E-MAIL:thermalgroup@ml.nedo.go.jp

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