決定「洋上風力発電による水産生物への生態影響に係る基礎調査」に係る実施体制の決定について
2022年11月25日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「洋上風力発電による水産生物への生態影響に係る基礎調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた1件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
洋上風力発電による水産生物への生態影響に係る基礎調査
2.事業概要
2019年4月に施行された「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(再エネ海域利用法)を契機に洋上風力発電の導入の機運が高まっている。さらに、洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会において2020年12月に示された「洋上風力産業ビジョン(第1次)」にて、2030年に1,000万kW、2040年に3,000万~4,500万kWの案件を形成するという意欲的な導入目標が示され、今後、洋上ウィンドファームの導入拡大が予想されている。
一方、大規模な洋上風力発電設備の建設時あるいは運転時において、発電設備周辺に生息する水産生物にどのような影響を与え得るかという知見はいまだ限定的な状況にある。
本調査では、海外の調査事例も踏まえつつ、洋上風力発電設備の存在によって生じ得ると懸念されている、我が国の漁獲対象の生物種への生態影響を把握するための基礎的な調査を実施し、今後取り組むべき課題を抽出・整理することを目的とする。
3.実施予定先
公益財団法人海洋生物環境研究所
4.事業期間
2022年度から2023年度
募集要項
技術・事業分野 | 風力・海洋 |
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プロジェクトコード | P07015 |
事業名 | 風力発電等導入支援事業 (洋上ウィンドファーム開発支援事業) [洋上風力発電による水産生物への生態影響に係る基礎調査] |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
新エネルギー部 風力・海洋G
担当者:依田、三枝
E-MAIL:wind_tyakushou@ml.nedo.go.jp
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