決定2025年度第2回「木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業」に係る実施体制の決定について
2025年11月17日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業」に係る公募を実施し、研究開発項目[1]に1件、研究開発項目[2]に2件の提案がありました。いただいた提案について審査を行い、別紙1のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は、別紙2のとおりです。
募集事業について
1.件名
木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業
2.事業概要
- 研究開発項目[1]
- 新たな燃料ポテンシャル(早生樹等)を開拓・利用可能とする“エネルギーの森”実証事業(補助事業)
- 既に早生樹等(広葉樹を含む、以下同様)の造林に取り組んでおり、一定の基礎データを有する事業者を対象に、早生樹等の活用拡大に向けた研究開発を行う実証事業です。
- 早生樹等の造林・伐採に係るコストの削減に資する要素技術(機械装置、資材等)を研究開発する実証事業です。
- 研究開発項目[2]
- 木質バイオマス燃料(チップ、ペレット)の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業(補助事業)
- 国産木質バイオマス燃料の生産システム全体の安定化・効率化に資する、チップ、ペレットの製造・輸送に関する研究開発を行う実証事業です。
- 研究開発項目[3]
- 国産木質バイオマス燃料の安定的・効率的な生産・供給システムの普及に向けた調査事業(委託事業)
- 国産木質バイオマス燃料の利用拡大に向け、早生樹等の造林やチップ、ペレットの製造、輸送に関する先行事例の知見を取り纏め、技術指針となる手引きを作成する調査委託事業です。なお、2025年度第2回公募では募集は行いませんでした。
3.事業期間(予定)
- 研究開発項目[1]2025年度から2028年度
- 研究開発項目[2]2025年度から2027年度
詳細資料
募集要項
| 技術・事業分野 | バイオマス燃料開発 |
|---|---|
| プロジェクトコード | P21002 |
| 事業名 | 木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業 |
| 事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、実証事業(フィールドテスト) |
| 対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、地方公共団体 |
問い合わせ先
再生可能エネルギー部 バイオマスユニット
担当者:矢野、清水、高橋、高岡、二木
E-mail:bio-forest@ml.nedo.go.jp
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