予告「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/製造現場における無線通信技術の活用と課題に係る調査事業」に係る公募について(予告)
2023年6月5日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、本件について受託を希望する方は、下記に基づき御応募ください。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
NEDOは2021年度より「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業」(以下「5GDC事業」という。)を開始し、製造現場において、5G等の無線通信技術の活用により、柔軟・迅速な組換えや制御が可能な生産ライン等の構築や、IT/OTのシームレスなデータ連携によるサイバーフィジカルシステムの構築を通じて、工場の自律的かつ全体最適な稼働を可能とすることで、不測の事態においても柔軟・迅速に対応できる「企業変革力」(ダイナミック・ケイパビリティ)の強化を目指しています。
5GDC事業の取組みにおいて発生する課題の一例として、レイアウトフリーな製造現場でAGVを走行させる場合、固定経路によらない遠隔操作でのAGV走行が可能となるが、その一方で、工場内のような障害物がある環境においては、ローカル5G(28.2-29.1GHz帯)のような直進性の強い電波は、障害物の影響を受けやすく、通信範囲が限られる可能性があり、電波伝搬特性を理解した上での設備構築が必要となります。
本調査事業では、前記のような5G等無線通信技術を製造現場に本格活用するための具体的課題の把握とそれらの体系化をおこない、課題解決すべき要件の検証・分析を通じて、技術の普及のための方策ガイドラインをまとめることで、製造現場での5G等の無線技術の活用・社会実装の促進が図られることを目的として、調査を実施します。
なお、本調査事業では、文献調査のみならず、5GDC事業の実施者や外部有識者へのヒアリングより得られた情報も併せて分析・整理することで、これから取り組むべき課題や、留意すべき点、必要な施策などを策定するために、より論理的に考察できる調査結果となることを目指します。
(2)事業期間
2023年度
(3)公募期間
2023年6月下旬から2週間程度
2.その他
応募状況等により、公募期間を変更することがあります。公募期間を変更する場合には、NEDOホームページにてお知らせします。
また、公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
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プロジェクトコード | P21010 |
事業名 | 5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/製造現場における無線通信技術の活用と課題に係る調査事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募開始予定日 | 2023年6月下旬 |
問い合わせ先
IoT推進部 産業DX・サイバー・レーザーグループ
担当者:大田、小野寺、小川
E-MAIL:5gdc@ml.nedo.go.jp
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