予告「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/製造現場のダイナミック・ケイパビリティ強化施策と今後の普及に係る調査事業」に係る公募について(予告)
2023年8月15日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、本件について受託を希望する方は、下記に基づき御応募ください。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
NEDOは2021年度より「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業」(以下「5GDC事業」という。)を開始し、製造現場において、5G等の無線通信技術の活用により、柔軟・迅速な組換えや制御が可能な生産ライン等の構築や、IT/OTのシームレスなデータ連携によるサイバーフィジカルシステムの構築を通じて、工場の自律的かつ全体最適な稼働を可能とすることで、不測の事態においても柔軟・迅速に対応できる「企業変革力」(ダイナミック・ケイパビリティ)の強化を目指しています。
5GDC事業では、2021年から2023年までに11事業を採択し、前記取組に係る研究開発を実施すると共に事業終了後の実用化確保の観点から、将来係る研究開発成果を実際に活用し得るユーザー企業も実証実験先として参画し、事業終了後にダイナミック・ケイパビリティ強化の先行事例として実用化し、関連市場への浸透・横展開を図るべく事業を推進しています。その一方で、5GDC事業の事業領域については、製造(生産加工)現場のDXを主体としており、サプライチェーン間連携まで及んでいません。また製造現場においても当初期待されていたローカル5Gの活用による超低遅延性を生かした生産機器・制御装置等の遠隔リアルタイム制御等も実用レベルに達していない等、今後にむけた課題も散見されます。
本調査事業では、我が国製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けて、ダイナミック・ケイパビリティを具備したスマート工場(※)の全体像を示した上で、我が国における現状と目指すべき方向性、評価指標、業種や規模別の導入事例等をまとめ、スマートファクトリーの指針(ガイドライン)として整理します。
また、本指針より、強化すべき事業領域、取り組むべき研究開発課題を再定義するとともに、具体的な戦略におとしこみ、5GDC事業の後継研究開発事業につなげることを目的として調査を実施します。
- 工場内外のデータを可視化・連携することで、生産の最適化に閉じず、企業競争力の強化をもたらすことができる工場
(2)事業期間
2023年度から2024年度
(3)公募期間
2023年9月中旬から1カ月程度
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。
3.その他
応募状況等により、公募期間を変更することがあります。公募期間を変更する場合には、NEDOホームページにてお知らせします。
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
---|---|
プロジェクトコード | P21010 |
事業名 | 5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/製造現場のダイナミック・ケイパビリティ強化施策と今後の普及に係る調査事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募開始予定日 | 2023年9月中旬 |
問い合わせ先
IoT推進部 産業DX・サイバー・レーザーグループ
担当者:小野寺、小川
TEL:044-520-5211
E-MAIL:5gdc[at]ml.nedo.go.jp([at]を@に変えてください)
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