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本公募「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」に係る公募について

2021年10月19日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集します。本件について受託を希望する方は、下記に基づきご応募ください。

更新情報
2021年12月3日 【期間延長】【研究開発項目3】次世代グリーンデータセンター技術開発(委託事業、及び、委託事業を含む共同提案のみ)の提案書類の提出期限について、2021年12月13日(月)正午まで延長いたしました。また、既に提案書を提出済みであっても、期間内に再提出することができます。
なお、【研究開発項目1および2】は2021年12月3日(金)正午にて受付終了しました。
2021年11月9日 【資料の更新】公募説明会資料(説明会でのQ&A対応含む)を追加しました。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

本事業では、カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なデジタルインフラの省エネ化・高性能化に向けた研究開発・社会実装を進めるため、以下のテーマに取り組みます。

【研究開発項目1】次世代パワー半導体デバイス製造技術開発

パワー半導体はあらゆる電気機器に使用されていますが、今後の社会情勢を鑑みて、特に注目する応用先として、以下の応用先に適用可能なパワー半導体の開発を想定。パワー半導体は耐圧毎に技術課題に対する解決方法が異なるため、各用途に応じた耐圧レンジで細分化し、複数の取組を並行して実施します。

  • (1)電動車・産業機器向けパワー半導体
  • (2)再エネ等電力向けパワー半導体
  • (3)サーバ等電源機器向けパワー半導体
【研究開発項目2】次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発

SiCは、従来のSiパワー半導体に比べてコストが高いことが課題であり、コスト低減が非常に重要です。また、現在主に昇華法による量産がされていますが、今後の大口径化、高品質化のニーズに対しては、ガス法や溶液法といった別の製造方法も候補として挙げられています。当初は候補となるこれら複数の手法による大口径化・高品質化に向けた開発を実施し、ステージゲートによって技術方式を絞り込みます。

【研究開発項目3】次世代グリーンデータセンター技術開発

次世代グリーンデータセンターへの光電融合技術の適用により爆発的なデータ量増加に対応した省エネ化・大容量化・低遅延化を実現すべく、下記プロジェクトに取り組みます。各研究開発内容を相互連携しながら進めることにより、研究開発開始時点に普及しているデータセンターとベンチマークして40%以上の省エネ化の実現を目指します。

研究開発内容〔1〕光エレクトロニクス技術の開発

チップ間の光配線のための超小型光トランシーバ「光電融合デバイス」を開発します。

光伝送装置を小型化・一体化してデータセンター間の長距離光通信からサーバ内光配線までをシームレスに光接続できる「光スマート NIC」を開発します。

研究開発内容〔2〕光に適合したチップ等の高性能化・省エネ化技術の開発

「省電力CPU」としてサーバ向けCPUの光配線を実装すると共に、微細化、回路設計技術の高度化等を実現します。また、GPU等ではカバーしきれない幅広いアプリケーションに対応できる「省電力アクセラレータ」を開発します。DRAMと同等の書き込み速度を持つ不揮発メモリの中から、大容量化やコストの面でDRAMと代替が可能な「不揮発メモリ」を実用化します。光インターフェースを搭載することで、発熱を抑制して並列化することにより「広帯域SSD(フラッシュメモリ)」を開発します。

研究開発内容〔3〕ディスアグリゲーション技術の開発

負荷に応じて機能(デバイス)ごとに柔軟に計算リソースを割り当てるディスアグリゲーション技術に、大容量で伝送遅延が小さい光配線を導入し、より柔軟な制御を実現します。AIを活用した割当制御ソフトを開発し、研究開発内容〔1〕、研究開発内容〔2〕で開発した要素デバイスを光接続したシステム実証を実施します。

(2)事業期間

【研究開発項目1】次世代パワー半導体デバイス製造技術開発

2021年度から2030年度までの最大10年間を想定します。

ただし、研究開発項目ごとにステージゲートを設定し、その進捗を見て、継続可否を判断します。そのため、原則として当初に交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとします。

【研究開発項目2】次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発

2021年度から2030年度までの最大10年間を想定します。

ただし、研究開発項目ごとにステージゲートを設定し、その進捗を見て、継続可否を判断します。そのため、原則として当初に契約する期間は直近のステージゲート実施時期までとします。

【研究開発項目3】次世代グリーンデータセンター技術開発

2021年度から2028年度までの最大8年間を想定します。

「不揮発メモリ」のみ、2021年度から2030年度までの最大10年間を想定します。

研究開発内容ごとにステージゲートを設定し、その進捗を見て、継続可否を判断します。

そのため、原則として当初に契約または交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとします。

2.説明会

当該公募に係る内容、契約・交付に係る手続き、提出する書類等についての説明会をオンラインにて開催します。応募にあたって説明会への参加は必須ではありませんが、応募を予定される方は可能な限り参加されることを推奨します。

説明会は、【研究開発項目】別に開催いたします。希望されるテーマの説明会にご参加下さい。

なお、説明は日本語で行います。

説明会に参加を希望される方は「説明会申し込みフォーム」からお申し込み下さい。

<説明会の日時、会場>

日時:
【研究開発項目1および2】
2021年10月29日(金)10時15分~12時00分
【研究開発項目3】
2021年10月29日(金)13時15分~15時00分
会場:
オンライン開催
  • オンライン会議のURL等は参加者登録メールアドレスへお送りします。

<参加申込方法>

申込期限:2021年10月27日(水)15時まで

3.応募方法等

本ページ下段の「資料」欄から必要な書類をダウンロードし、「応募web入力フォーム」から必要情報を入力し、提案書類および関連資料をアップロードして応募してください。他の方法(持参・郵送・FAX・電子メール等)による応募は受け付けません。提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって必ず受付期間内に提出してください。

  • 応募受付期間:2021年10月19日(火)~12月3日(金)正午まで
  • 応募Web入力フォーム:別ウィンドウが開きます 【研究開発項目1および2】 
  • 応募受付期間:2021年10月19日(火)~12月13日(月)正午まで
  • 応募Web入力フォーム:別ウィンドウが開きます 【研究開発項目3】
  • 委託事業:契約約款・様式はこちらをご参照ください。
  • なお、特別約款はこちらの「関連資料」欄をご参照ください。
  • 助成事業:交付規程・様式はこちらをご参照ください。

e-Rad

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。

別ウィンドウで開きますe-Rad ポータルサイト

なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。

e-Radへの登録に関するヘルプデスク
電話番号: 0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
受付時間: 午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)

4.その他

公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。

NEDOでは、NEDO事業に関する業務改善アンケートを常に受け付けています。

ご意見のある方は、サイト内リンク NEDOの事業・支援制度をご利用の方にアクセスいただき、「7. NEDO事業に関する業務改善アンケート」からご意見お寄せいただければ幸いです。なお、内容については、本プロジェクトに限りません。

本公募に関する情報については以下の経済産業省ホームページにも掲載されておりますので、併せてご参照ください。

別ウィンドウが開きます 「次世代デジタルインフラの構築」プロジェクト公募開始のお知らせ

 

資料

募集要項

技術・事業分野 ネットワーク/コンピューティング
電子デバイス
プロジェクトコード P21029
事業名 グリーンイノベーション基金事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
公募期間 2021年10月19日~2021年12月13日
問い合わせ先 IoT推進部
担当者:次世代デジタルインフラの構築プロジェクト担当者
E-MAIL:gi-digital[at]ml.nedo.go.jp([at]を@に変えてください)

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