決定「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発」に係る追加公募、実施体制の決定について
2020年4月30日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発」に係る追加公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について外部有識者による採択審査及びNEDO内の厳正な審査を経て、別添1のとおり実施予定先を決定いたしました。なお、採択審査委員一覧は別添2のとおりです。
募集事業について
1.件名
高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発
2.事業概要
IoT社会の到来により急増した情報の高度な利活用を促進するには、ネットワークの末端(エッジ)で中心的な情報処理を行うエッジコンピューティング等、従来のクラウド集約型から処理の分散化を実現することが不可欠です。また、半導体の開発指標たるムーアの法則の終焉が叫ばれ、既存技術の延長は限界を迎えつつある中、著しく増加するデータの処理電力を劇的に低減できるような新原理技術の実現が求められています。このような背景から、本事業では2018年度に公募を実施し、研究開発を開始しました。
一方で、当該技術分野における社会情勢や研究開発動向は加速的に変化しており、約2年間で際立った動きや産業応用の可能性を見せる技術が生じています。政府も「量子技術イノベーション戦略(令和2年1月統合イノベーション戦略推進会議決定)」や、成長戦略フォローアップ(令和元年6月閣議決定)で今後長期的かつ重点的に開発を実施する主要な領域を定める等、当該開発分野において、更なる研究開発を実施する必要が生じています。こうした経緯を鑑み、研究開発項目〔2〕「次世代コンピューティング技術の開発」において、関連する研究開発テーマの追加公募を実施し、新たな研究開発を2020年度から実施するものです。
3.実施予定先
別添1のとおり
4.事業期間
2020年度~2022年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
---|---|
プロジェクトコード | P16007 |
事業名 | 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
IoT推進部
担当者:濱口、熊谷、神邊、丹野、上野、遠藤
E-MAIL:ai.comp@ml.nedo.go.jp
関連ページ
- ネットワーク/コンピューティング
- 同分野のニュースリリースを探す
- 同分野の公募を探す
- 同分野のイベントを探す