決定「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発」に係る2021年度追加公募、実施体制の決定について
2021年7月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発」に係る追加公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について外部有識者による採択審査及びNEDO内の厳正な審査を経て、別添1のとおり実施予定先を決定いたしました。なお、採択審査委員一覧は別添2のとおりです。
募集事業について
1.事業概要
IoT社会の到来により急増した情報の高度な利活用を促進するには、ネットワークの末端(エッジ)で中心的な情報処理を行うエッジコンピューティング等、従来のクラウド集約型から処理の分散化を実現することが不可欠です。また、半導体の開発指標たるムーアの法則の終焉が叫ばれ、既存技術の延長は限界を迎えつつある中、著しく増加するデータの処理電力を劇的に低減できるような新原理技術の実現が求められています。このような背景から、本事業では2018年度に公募を実施し、研究開発を開始しました。
研究開発の進捗に伴い、次世代コンピューティング技術の研究開発の領域については、2020年度から「量子コンピューティング関連技術」、「脳型等データ処理高度化関連技術」、「光コンピューティング等関連技術」として整理し、研究開発を実施する領域毎に、各技術の専門領域特化した評価、マネジメントが実施出来るよう体制を整理しています。
一方で、外部有識者委員会による評価等から、将来的に有効と考えられる技術領域・動向調査の実施や既存テーマの研究開発内容拡充に加え、先導調査研究開発において成果を確立した技術開発をもって関連する領域の拡充を行うことで、将来的に有効な次世代コンピューティング技術の確立が期待出来ることも明らかとなりました。
以上の経緯から、【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発において、関連する研究開発テーマの追加公募を実施し、新たな研究開発を2021年度から実施するものです。
2.実施予定先
別添1のとおり
3.事業期間
2021年度~2022年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
---|---|
プロジェクトコード | P16007 |
事業名 | 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔2〕】次世代コンピューティング技術の開発」に係る2021年度追加公募について |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
IoT推進部
担当者:大西、本郷、工藤、遠藤
E-MAIL:ai.comp@ml.nedo.go.jp
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