本文へジャンプ

決定「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」における研究開発課題発掘のための先導調査研究に係る実施体制の決定について

2021年7月12日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」における研究開発課題発掘のための先導調査研究に係る公募を実施し、ご提案いただいた8件の提案について外部有識者による採択審査委員会及びNEDO内の厳正な審査を経て、別添1のとおり実施予定先を決定いたしました。なお、採択審査委員一覧は別添2のとおりです。

件名

「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」における研究開発課題発掘のための先導調査研究

事業概要

IoT社会の到来により急増した情報の高度な利活用を促進するには、ネットワークの末端(エッジ)で中心的な情報処理を行うエッジコンピューティング等、従来のクラウド集約型から処理の分散化を実現することが不可欠です。また、半導体の開発指標たるムーアの法則の終焉が叫ばれ、既存技術の延長は限界を迎えつつある中、著しく増加するデータの処理電力を劇的に低減できるような新原理技術の実現が求められています。このような背景から、本事業では2018年度に公募を実施し、研究開発を開始しました。

一方で、情報産業における技術の潮流は加速的であり、事業開始以降新たな課題、技術が生まれてきています。NEDOでは「技術の世界的な潮流を明確化すると共に、競合技術に対するさらなる優位性を確保する」ため、日本に強みがあり、勝ち筋と政策的に位置づけられるエッジ領域において、2025年~2029年度を実用化・事業化時期のターゲットとした研究開発課題発掘のための先導調査研究を実施するものです。

本公募は、エッジコンピューティングに関する分野において、将来有望または必要と考えられる技術(周辺技術を含む)について課題を抽出し、解決に取り組むべく提案を募集します。事業終了時点において、研究開発事業等への移行に向け、根拠データの取得等により、技術の確立の見通しを付けることを目標とします。

実施予定先

別添1のとおり

事業期間

NEDOが指定する日から2022年6月30日(木)まで

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 ネットワーク/コンピューティング
プロジェクトコード P16007
事業名 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 IoT推進部
担当者:熊野、大坪
E-MAIL:ai.comp@ml.nedo.go.jp

関連ページ