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決定「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発に係る技術動向調査」に係る実施体制の決定について

2021年10月14日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発に係る技術動向調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について外部有識者による採択審査委員会及びNEDO内部の厳正な審査を経て、実施予定先を決定いたしました。なお、採択審査委員一覧は別添1のとおりです。

事業概要

IoT社会の到来により急増した情報を効率的に活用するためには、従来のサーバ集約型のクラウドコンピューティングに加えて、ネットワークのエッジ側で中心的な情報処理を行うエッジコンピューティングにより、情報処理の分散化を実現することが不可欠です。そして、エッジ側でAI処理を実現するためには、小型かつ省エネルギーながら高度な処理能力を持つチップと、それを用いたコンピューティング技術が必要です。

また、情報処理の高速化や省エネルギー化の重要性が高まる中、半導体の開発指標とされてきたムーアの法則の終焉が叫ばれ、既存技術の延長による性能の向上は限界を迎えつつあります。一方で、社会全体が扱う情報量は更に増加する中、データの処理能力を劇的に低減するためには、従来の延長線上にない新たな技術の実現が求められます。

このような背景から、NEDOでは、2018年度より「革新的AIエッジコンピューティング技術」及び「次世代コンピューティング技術」に関する研究開発事業を推進しています。

本調査は、上記研究開発事業の一環として、AIエッジコピューティング及び、次世代コンピューティング分野における国内外の技術動向、産業構造・競争領域を調査・分析し、今後取り組むべき方策についてとりまとめ、NEDOに報告・提言することを目的とします。

実施予定先

株式会社野村総合研究所

事業期間

NEDOが指定する日から2022年6月30日まで

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 ネットワーク/コンピューティング
プロジェクトコード P16007
事業名 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発に係る技術動向調査
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)
問い合わせ先 IoT推進部
担当者:工藤、安茂、村山、二見
E-MAIL:ai.comp@ml.nedo.go.jp

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