決定「次世代コンピューティング技術開発に係る知財戦略調査」に係る実施体制の決定について
2022年9月5日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「次世代コンピューティング技術開発に係る知財戦略調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案についてNEDO内部の厳正な審査を経て、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
「次世代コンピューティング技術開発に係る知財戦略調査」
2.事業概要
IoT社会の到来により急増したデータ処理の効率化・高速化や省電力化が求められたこと、また、ムーア則の終焉が叫ばれるなかで既存技術の延長上にない処理技術の開発が求められたことから、NEDOでは、課題解決に資する各種研究開発課題を設定して研究開発事業を実施し、課題の解決を目指すとともに、研究開発で得られた成果の知的財産化や国際標準化に向けた活動を推進しています。開発領域の例としては、(1)エッジ領域においてAI技術を活用した高度な情報処理を行うことでクラウド領域でのデータ量増大・消費電力増を抑えるAIエッジコンピューティング技術、(2)エッジとクラウドの両領域において既存技術の延長にない次世代のコンピューティング技術、が挙げられます。
ところで、これら研究開発における知的財産等の具体的な取得・管理・利活用手法(以下、知財戦略とする)は、技術領域や研究開発フェーズ、事業・経営戦略等に応じて研究開発テーマごと、実施者ごとに異なるため、それぞれにおいて適切な知財戦略を立案し、研究開発や事業環境の状況に応じて適時に見直しながら推進することが、社会実装ひいてはプロジェクトの成功に不可欠です。
本調査は、研究開発の技術領域として次世代コンピューティング(実施中の研究開発テーマ、他)の知財活動状況を調査し、知財管理・運営ないし研究開発成果の社会実装に向けた課題と、その解決を含めて今後取り組むべき知財戦略をとりまとめてNEDOに報告・提言することで、プロジェクト成果の普及・実用化による社会問題の解決等に資することを目的とします。
3.実施予定先
株式会社古賀総研
4.事業期間
NEDO が指定する日から2023年3月31日まで
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
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プロジェクトコード | P16007 |
事業名 | 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム |
問い合わせ先
IoT推進部
担当者:石丸、工藤、安茂
E-MAIL:ai.comp[at]ml.nedo.go.jp ( [at]を @に変えてください)
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