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決定「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/研究開発成果の普及に向けた効果的な情報発信に関する調査」に係る実施体制の決定について

2025年8月6日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業/研究開発成果の普及に向けた効果的な情報発信に関する調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

募集事業について

1.件名

研究開発成果の普及に向けた効果的な情報発信に関する調査

2.事業概要

NEDOでは2021年度より「5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業」(以下、「5GDC事業」とする)を開始し、製造現場において、5G等の無線通信技術の活用により、柔軟・迅速な組換えや制御が可能な生産ライン等の構築や、IT/OTのシームレスなデータ連携によるサイバーフィジカルシステムの構築を通じて、工場の自律的かつ全体最適な稼働を可能とすることで、不測の事態においても柔軟・迅速に対応できる「企業変革力」(ダイナミック・ケイパビリティ)の強化を目指しています。また、このように製品の組み替えや加工順の変更を、柔軟・迅速に変更可能な生産システムは、有事の際だけではなく、今後ますます増えるであろう、変種変量生産や省力化・省エネルギー化にもつながるものであると考えます。

5GDC事業は、意欲と競争力のある国内事業者(メーカー、ベンダー等)の研究開発を補助することで先進事例を創出し、研究開発成果の実用化、市場獲得、ひいてはCO2排出量削減目標の実現を目指しています。また、事業の研究開発成果が実用化され製造現場に導入されるだけで無く、5GDC事業での研究開発の取り組みや成果を可能な限り公開し、関連する取り組みの呼び水とすることで、日本の製造業事業者の「企業変革力」(ダイナミック・ケイパビリティ)の強化、競争力強化の実現を目指しています。

本調査では、5GDC事業の事業全体、および各事業者の取り組み内容と研究開発成果を踏まえ、効果的に紹介するためのコンテンツの作成方法を検討し、コンテンツを作成します。また、効果的な成果普及戦略を検討し、実施します。

3.実施予定先

株式会社日本能率協会コンサルティング

4.事業期間

2025年度

募集要項

技術・事業分野 情報インフラ
プロジェクトコード P21010
事業名 5G等の活用による製造業のダイナミック・ケイパビリティ強化に向けた研究開発事業 (研究開発成果の普及に向けた効果的な情報発信に関する調査)
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等

問い合わせ先

半導体・情報インフラ部 先端製造DXチーム
担当者:堀、中西、小川
E-MAIL:5gdc#ml.nedo.go.jp(#を@に変えてください。)

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