本公募「グリーンイノベーション基金事業/大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」に係る公募について
2021年5月18日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集します。本件について受託を希望する方は、下記に基づきご応募ください。
2021年6月16日 |
【資料の更新】
本公募に関するQ&Aを更新しました。 |
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2021年6月9日 |
【資料の更新】
本公募に関するQ&Aを更新しました。 |
2021年6月1日 |
【資料の更新】
5月28日開催の公募説明会資料を掲載しました。また、「公募要領」「本公募に関するQ&A」を更新しました。 |
2021年5月24日 |
【HPページの更新】
「3.応募方法等」に委託特別約款と交付規程のURLを掲載しました。 【資料の更新】 委託特別約款と交付規程の提示に伴い、公募要領の8.留意事項のうち(3),(9),(17)を更新しました。 また、本公募に関するQ&Aを掲載しました。 |
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
本事業では、国際水素サプライチェーンの構築を通じて、水素供給コストを低減し、供給される水素を水素発電等で大規模に利活用することで、目指すべき社会実装モデルを構築すべく、下記テーマに取り組みます。
【研究開発項目1】国際水素サプライチェーン技術の確立及び液化水素関連機器の評価基盤の整備
研究開発内容〔1〕水素輸送技術等の大型化・高効率化技術開発・実証
液化水素及びメチルシクロヘキサンの二つの水素キャリアを対象とし、商用規模(20万トン/年以上)の実現を見通すため必要な、水素製造からキャリアへの転換、日本国内までの輸送を一気通貫で実施する技術開発を行う。
この際、水素キャリアのうち、液化水素については、水素運搬船搭載タンク4万m3程度、受入基地における水素貯蔵タンク5万m3を目処として、各構成機器を開発するとともに、実環境下における検証を行う。
またメチルシクロヘキサンについては、脱水素工程における触媒の耐久性・性能の更なる向上を含む構成機器の開発に加え、製油所等の既存設備を最大限活用し、現在の原油の精製プロセスとの最適に統合したシステムを開発するとともに、実環境下における検証を行う。
研究開発内容〔2〕液化水素関連材料評価基盤の整備
液化水素の製造、輸送・貯蔵、利用段階における多様なニーズに対応できる適切な材料を選択する観点から、利用出来る材料の特性を統一的に評価出来る基盤を整備する。整備した基盤において、金属母材や溶接部材等を対象に、疲労、引張、亀裂進展、破壊靭性など極低温域での材料評価・解析などを行い、材料データベースを作成する。更に材料や液化水素貯槽の規格化もしくは規制見直しへの貢献、新材料開発の支援を行う。
研究開発内容〔3〕革新的な液化、水素化、脱水素技術の開発
液化水素又はMCHによる輸送のコストを一段と押し下げ、2050年のコスト目標を実現するため、輸送時のエネルギーロスの大部分を占める液化プロセスやMCH製造、脱水素プロセス等における更なる高効率化等のための技術開発を行う。
【研究開発項目2】水素発電技術(混焼、専焼)の実機実証
研究開発内容〔1〕水素発電技術(混焼、専焼)の実機実証
逆火や燃焼振動、NOx値の上昇といった水素発電特有の課題への対策を行いつつ、天然ガス火力発電と同等の発電効率を実現するため、本事業においては、水素混焼用燃焼器(混焼率(体積比率)30%)及び水素専焼燃焼器を、それぞれ火力発電所に実装し、実機実証を通して燃焼安定性を検証するとともに、発電所の負荷追従運転を行う上での水素供給についての技術開発を行う。
【社会実装に向けたその他の取り組み】
本事業の実施にあたり、2025年開催予定の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における、本プロジェクトの中間的な成果の展示・活用も視野に入れている。
(2)事業期間
【研究開発項目1】
研究開発内容〔1〕及び〔3〕については2021年度から2030年度まで最大10年間、研究開発内容〔2〕については2021年度から2025年度まで最大5年間とする。
但し、事業ごとにステージゲートを設定し、事業進捗を見て、継続可否を判断する。そのため、当初に契約または交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとする。
【研究開発項目2】
研究開発内容〔1〕については2021年度から2030年度まで最大10年間とする。
但し、ステージゲートを設定し、事業進捗を見て、継続可否を判断する。そのため、当初に契約または交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとする。
2.説明会
当該公募の内容、契約に係る手続き、提出する書類等についての説明会をオンラインにて開催します。説明は日本語で行います。応募に当たってオンライン公募説明会への参加は必須ではありませんが、参加されることを推奨します。
説明会参加にあたっては、2021年5月26日(水)15時までに申し込みフォームからお申し込みください。
<説明会の日時、会場>
- 日時:
- 2021年5月28日(金)13時00分~14時00分
- 会場:
- オンライン開催(URLは参加者登録メールアドレスへご連絡差し上げます)
<参加申込方法>
- 申込期限:
- 2021年5月26日(水)15時まで
申し込みはこちらから
3.応募方法等
本ページ最下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、必ず受付期間内に次のweb入力フォームから必要情報の入力と提案書類及び関連資料のアップロードを行ってください。他の方法(持参・郵送・FAX・電子メール等)による応募は受け付けません。提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。
- 受付期間:
- 2021年5月18日(火)~7月1日(木)正午
Web入力フォーム - 委託事業:
- 契約約款・様式はこちらをご参照ください。
なお、特別約款はこちらの「関連資料」欄をご参照ください。 - 助成事業:
- 交付規程・様式はこちらをご参照ください。
e-Rad
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提案内容等をご登録いただく必要がございます。提案内容のご登録方法等、詳細は公募要領等をご覧ください。e-Radをご利用になるためには、御所属の研究機関(企業、国立研究開発法人、大学等の法人)又は研究者本人がe-Radに登録され、ログインID、パスワードを取得しておく必要がございます。登録方法については以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録に日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号: 0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間: 午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
4.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
NEDOでは、NEDO事業に関する業務改善アンケートを常に受け付けています。
ご意見のある方は、 NEDOの事業・支援制度をご利用の方にアクセスいただき、「7. NEDO事業に関する業務改善アンケート」からご意見お寄せいただければ幸いです。なお、内容については、本プロジェクトに限りません。
資料
- グリーンイノベーション基金事業の基本方針(概要)(445KB)
- グリーンイノベーション基金事業の基本方針(本文)(497KB)
- 2021年度実施方針(179KB)
- 研究開発・社会実装計画(964KB)
- 公募要領【2021年6月1日更新】(487KB)
- 参考資料1:契約に係る情報の公表について(128KB)
- 提案書一式(350KB)
- 本公募に関するQ&A【2021年6月16日更新】(256KB)
- 公募説明会資料【2021年6月1日掲載】(2.1MB)
募集要項
技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
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プロジェクトコード | P21017 |
事業名 | グリーンイノベーション基金事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募期間 | 2021年05月18日~2021年07月01日 |
問い合わせ先 |
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃料電池・水素室 担当者:大平、後藤、鈴木 E-MAIL:hydrogen#ml.nedo.go.jp(#を@に変えてください)(受付期間:5月28日~6月24日) |