決定2022年度「スマートコミュニティ実証事業に関する技術のシステム化検討と海外展開ポテンシャル調査」に係る実施体制の決定について
2022年6月7日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、2022年度「スマートコミュニティ実証事業に関する技術のシステム化検討と海外展開ポテンシャル調査」に係る公募を実施し、御提案いただいた2件について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
スマートコミュニティ実証事業に関する技術のシステム化検討と海外展開ポテンシャル調査
2.事業概要
NEDOでは、2010年より実施した「米国ニューメキシコ州における日米スマートグリッド実証」を皮切りに、スマートコミュニティ分野において、現在まで継続的に世界をリードする挑戦的な取り組みとして複数の国・地域で我が国の優れた技術・システムを導入し、その効果を検証してきました。この間、当該分野は世界的にも高い注目を集め、再生可能エネルギーの導入拡大に対応する電力系統安定化という視点だけでなく、水素や熱、利用側では各種電動モビリティ等を活用することで地域をあげて低炭素社会を実現しようとする動きが、特に欧米を中心に、極めて高い目標を設定して進みつつあります。
さらに、アジア諸国ではコストの低廉化が進む再生可能エネルギーを活用する経済的なメリットに着目し、急激な導入拡大の兆しが見受けられることに加え、新規の都市開発に伴うエネルギーやモビリティに関連するインフラ整備や、その前段の「まちづくり」にも先進的な技術・システムへのニーズが存在します。
そこで、世界のエネルギーセキュリティ向上及び低炭素社会の実現に向けて、スマートコミュニティ分野で我が国が競争力を維持・強化するに適すると考えられる技術・システムを検討し、その有用性を具体的に確認するとともに、世界の競合に打ち勝つためのプラットフォームの活用や、他分野との連携の可能性等も含めて検討することで、対象とする国・地域での実証に向けた基盤を整え、我が国企業等の海外展開を促進するために本調査を実施します。
3.実施予定先
日本環境技研株式会社/大阪瓦斯株式会社/住友林業株式会社
4.事業期間
2022年度
募集要項
技術・事業分野 |
スマートコミュニティ 国際展開支援 |
---|---|
プロジェクトコード | P93050 |
事業名 | スマートコミュニティ実証事業に関する技術のシステム化検討と海外展開ポテンシャル調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む) |
問い合わせ先
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部
担当者:藤原、村上
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp
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