決定「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/燃料電池・水素技術開発ロードマップ(FCV・HDV用燃料電池/定置用燃料電池/水電解)に関する検討」に係る実施体制の決定について
2022年6月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/燃料電池・水素技術開発ロードマップ(FCV・HDV用燃料電池/定置用燃料電池/水電解)に関する検討」に係る公募を実施し、ご提案いただいた4件(FCV・HDV用燃料電池:1件、定置用燃料電池:1件、水電解:2件)の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/燃料電池・水素技術開発ロードマップ(FCV・HDV用燃料電池/定置用燃料電池/水電解)に関する検討
2.事業概要
NEDOは、産学官が長期的視野を共有して技術開発に取り組むために、燃料電池・水素技術開発ロードマップを2005年に策定し、これまでに4度の改訂を行ってきました。直近では、トラックや電車、船舶などへの燃料電池の適用に向けた検討が世界各国で加速していることを受けて、大型・商用モビリティ(HDV:Heavy Duty Veicle)向けロードマップを2021年度に策定しました。
本事業では、燃料電池および水電解に関する最新の政策・企業・技術動向を調査するとともに、有識者による委員会を構成し、燃料電池・水素技術開発ロードマップを以下の3つに分けて見直しを検討します。
- 1:FCV(Fuel Cell Veicle:燃料電池自動車)、HDV用燃料電池技術開発ロードマップ
- 2030、2040年頃を鑑みたFCV・HDV用燃料電池システム(水素貯蔵技術や生産技術を含む)に関する技術課題や目標を重点的に検討します。
- 2:定置用燃料電池技術開発ロードマップ
- 家庭用/業務・産業用途に関して、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)、固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuell Cell)に関する技術課題や目標を重点的に検討します。
- 3:水電解技術開発ロードマップ
- 水素製造方法である水電解に関して、各システム別の技術課題や目標を重点的に検討します。
3.実施予定先
別紙1のとおり。
4.事業期間
2022年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
---|---|
プロジェクトコード | P20003 |
事業名 | 燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃料電池・水素室
担当者:平田、藤井、後藤
E-MAIL:fuelcell#ml.nedo.go.jp (#を@に変えてください)
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