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決定2025年度「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に係る実施体制の決定について

2025年6月11日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に係る公募(2025年2月7日掲載)を実施し、ご提案いただいた研究開発項目Iおよび研究開発項目IIの燃料電池分野に提案いただいた63件の提案について審査を行い以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は、別紙1のとおりです。

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

水素の本格的な普及拡大および我が国の産業競争力強化に向け、水素製造と利用の両翼を担う水電解装置と燃料電池の研究ならびに技術開発を加速化させる。NEDO技術開発ロードマップで示すように、大型商用車の製品ニーズへの適合および水素製造コストの低減に向けては、より一層の高性能化、高耐久化、低コスト化が求められ、従来の研究スピードを大幅に向上させる必要がある。本事業ではDX技術を最大限活用し、燃料電池・水電解分野の研究加速に貢献する共通基盤を構築するとともに、革新的な要素技術開発を連動させることで、本分野の競争力強化を図る。

研究開発項目I「燃料電池・水電解の共通基盤技術開発」

NEDO技術開発ロードマップ等で定める2035年以降の目標実現を目指して、燃料電池(主にHDV向け)開発および水電解開発の高度化・高速化に資する共通基盤技術を開発する。

研究開発項目II「次世代燃料電池・水電解の要素技術開発」

NEDO技術開発ロードマップ等で定める2035年以降の目標実現を目指して、燃料電池(主にHDV向け)および水電解、水素貯蔵タンクに関する要素技術を開発する。

研究開発項目III 「燃料電池・水電解の実用化技術開発」

2035年以前の実用化・事業化を目指して、燃料電池(主にHDV向け)および水電解、水素貯蔵タンクに関する生産技術・システム化技術等の実用化技術を開発する。

事業紹介:水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業

(2)事業期間(予定)

2025年度~2029年度

2.実施予定先

別紙2のとおり

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 燃料電池・水素
プロジェクトコード P25002
事業名 水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)、調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等

問い合わせ先

水素・アンモニア部
担当者:後藤、中川、髙橋、宮里
E-MAIL:fuelcell#ml.nedo.go.jp (#を@に変えてください)

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