「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」において策定している「機械学習品質マネジメントガイドライン」に記載の安全に関するAI品質の実現方法が国際標準化団体の技術報告書に採用
2024年4月10日
NEDO ロボット・AI部では「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」を進めております。
当事業の1テーマである「機械学習システムの品質管理指標・測定テストベッドの研究開発」において、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は、人工知能(AI)の利用に求められる安全性・性能といった品質を満たすために、機械学習品質マネジメントガイドライン(以下、本ガイドライン)を策定し、改定を続けながら、広く公表しています。今般、本ガイドラインに記載している安全に関するAI品質の実現方法が、国際標準化団体(ISO/IEC)の技術報告書(ISO/IEC TR 5469(Functional safety and AI systems))に採用され、2024年1月に発行されました。
今後も、AI品質マネジメントに係る日本発の取り組みが国際標準に反映されることを目指し、AIの取り扱いルール作りにおける国際協調に貢献して参ります。
詳細は産総研の以下のWEBサイトにて公開されておりますので、ぜひご覧ください。