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長野県伊那市で「市民ダイアログ」を開催
―住民参加の討議により自動運転社会への深い理解を目指す―

2019年7月29日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 石塚博昭

NEDOが管理法人を務める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」で内閣府は、自動運転に対するさらなる社会的受容性の醸成に向け、道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点とする自動運転サービスの実証実験を実施した長野県伊那市にて、「市民ダイアログ」を開催します。

今回の市民ダイアログでは、伊那市住民や交通・物流事業者、SIP自動運転関係者、有識者が、移動に関する課題やニーズ、自動運転への期待・不安について、対話形式でグループ討議を行い伊那市の理想の未来像について意見を出し合うことで、自動運転社会に対する理解を深めることを目指します。

1.概要

内閣府が実施する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」※1では、自動運転を実用化し普及拡大していくことにより、交通事故の低減、交通渋滞の削減、交通制約者のモビリティの確保、物流・移動サービスにおけるドライバー不足の改善・コスト低減などの社会的課題の解決に貢献し、すべての人が質の高い生活を送ることができる社会の実現を目指して、産学官共同で取り組むべき共通課題(協調領域)の研究開発を推進しており、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、その管理法人を務めています。

この取り組みの一環として内閣府は、さらなる自動運転の社会的受容性の醸成に向け、自動運転に関する市民の理解向上を目的に、シンポジウムや市民ダイアログを開催してきました※2

今回の市民ダイアログでは、伊那市の住民や交通・物流事業者約20名とSIP自動運転関係者3名および有識者が、移動に関する課題やニーズ、自動運転への期待・不安について、対話形式でグループ討議を行い伊那市の理想の未来像について意見を出し合うことで、自動運転社会に対する理解を深めることを目指しています。

2.開催概要

日時:
2019年8月5日(月)13時30分から16時30分まで
場所:
気の里ヘルスセンター栃の木(長野県伊那市長谷非持544番地1)
参加者:
伊那市参加者(約20名)
・伊那市住民、交通事業者・物流事業者、産業界、医療従事者、免許返納者など
SIP自動運転関係者(3名)
・プログラムディレクター:葛巻清吾
・サブプログラムディレクター:有本建男
・推進委員会構成員・モータージャーナリスト:岩貞るみこ
国際自動車ジャーナリスト:清水和夫

 

  • 取材を希望される方は、開催会場の受付にお越しください。

【注釈】

※1 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」
事業期間:2018年度~2022年度
事業予算:28.39億円(2019年度)
事業概要webサイト
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)
SIP自動運転のwebサイト
自動走行システム SIP-adus Automated Driving for Universal Service
※2 これまでの市民ダイアログの開催状況
SIP自動運転のwebサイトのイベントページ―市民ダイアログより
市民ダイアログ2018

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO ロボット・AI部 モビリティグル―プ 担当:林、牛島、金沢、栗田 TEL:044-520-5247

(「市民ダイアログ」に関する問い合わせ先)

株式会社住商アビーム自動車総合研究所 担当:成田 TEL:03-6285-5168 E-mail:narita@sc-abeam.com

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:坂本、中里、佐藤 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

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