「NEDO懸賞金活用型プログラム/NEDO Challenge, Baggage-Loading Robot ~空港の未開拓領域に挑め~」の新たな公募を開始します
―手荷物積付の自動化を支える頭脳を募集―
2026年7月7日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
NEDOは、“NEDO Challenge”「NEDO懸賞金活用型プログラム」(以下、本プログラム)の新たなテーマとして、「NEDO Challenge, Baggage-Loading Robot ~空港の未開拓領域に挑め~」(以下、本事業)の公募を本日7月7日に開始します。
本事業では、空港グランドハンドリングのうち、自動化ニーズが高い手荷物積付作業の生産性向上を図り、旺盛な航空需要・インバウンド拡大への対応を目指し、これまでに二つのコンテストを実施しています。今回新たに手荷物積付作業の頭脳となる「積付アルゴリズム」の開発に関わるコンテストを実施します。
1.NEDO Challengeの概要
NEDOは、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式※1を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究などの機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を狙う本プログラム※2を2023年度から実施しています。
2.本事業の公募について
(1)概要
本事業は、空港グランドハンドリングのうち、慢性的な人手不足や作業負荷の高さから自動化ニーズが高い手荷物積付作業の生産性向上をテーマとして、経済産業省および国土交通省と連携して実施するコンテストです。「目」となる「手荷物識別」、「頭脳」となる「積付アルゴリズム」、「手足」となる「積付ロボット」の技術開発として三つのコンテストによって組成されています。これまでに「コンテスト1:手荷物識別」「コンテスト3:積付ロボット」の公募を実施しており、このたび新たに「コンテスト2:積付アルゴリズム」の公募を開始します。
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図2 本事業の全体スケジュール
「コンテスト2:積付アルゴリズム」は、手荷物積付ロボットの性能を左右する「頭脳」となる重要な技術です。航空機に搭載される航空コンテナ内へ、寸法や形状、素材が異なるさまざまな手荷物を効率的かつ安全に積み付けるためには、限られた空間の中で複合的な条件を考慮しながら、最適な配置を迅速に導き出すことが求められます。
本コンテストでは、将来の手荷物積付ロボットの「頭脳」となるアルゴリズムの創出を目指し、空港分野に限らず、数理最適化、メタヒューリスティクス、強化学習、物理シミュレーションなどの専門知識を有する方をはじめ、人工知能(AI)やデータサイエンス分野に関心を持つ方、さらには関連分野を学ぶ学生の皆さまから、独創的かつ挑戦的な提案を募集します。
コンテスト開催期間中や終了後には、当該分野の専門家との交流機会を含む各種イベントの開催も予定しています。
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図3 航空コンテナ内への手荷物積付シミュレーションイメージ
(2)「コンテスト2:積付アルゴリズム」について
■コンテスト2:積付アルゴリズム
熟練作業者の経験に依存してきた積付の判断を、技術によって代替・支援することが目的です。手荷物を航空コンテナに搭載する際の荷崩れを防ぎ、効率よく安全で安定した積付方法や積付順を計算し、計算結果を素早く適切に積付ロボットに指示する「積付アルゴリズム技術」の開発案件を募集します。 本コンテストは、 Signateプラットフォーム上で実施されます。
【懸賞金額】
- 1位 500万円、2位 400万円、3位 300万円 各1者
- 特別枠 総額300万円
- (総額1500万円)
- 【今後の予定】
- ・公募期間、スクリーニング(公開コンテスト): 2026年7月7日(火)14時00分~2026年10月19日(月)23時55分
- ・スクリーニング結果通知:2026年11月(予定)
- ・開発期間、メンタリング:2026年11月(予定)
- ・成果審査(非公開コンテスト):2026年11月~2026年12月(予定)
- ・受賞者決定、表彰式: 2027年2月(予定)
- ・懸賞金交付:2027年3月(予定)
- 詳細は、決まり次第、特設サイトなどでお知らせします。
- また、コンテスト1、2の入賞者とコンテスト3の参加者のマッチングを2027年2月~3月に実施予定です。
(3)事業期間
2026年度~2027年度
3.説明会
公募説明会は、オンライン形式で実施します。当日のご参加が難しい方向けに、後日アーカイブ配信を予定しています。
【開催日時】
2026年7月14日(火)17時30分~19時30分
公募説明会への参加は、下記申込みフォームより事前に申し込んでください。
※公募説明会の概要および公募内容の詳細は、特設サイトおよびコンテスト2専用ページを確認してください。
4.コンテスト参加方法など
【注釈】
- ※1 懸賞金型の研究開発方式
- 諸外国では、政府や財団が研究開発の目標を掲げて多数の応募者を募り、さまざまなアイデアやアプローチをコンテスト形 式により競わせ、開発期間を終えた段階などで、目標水準以上の成果を上げた者のうち上位数者に対して懸賞金を支払う仕組みを採用しています。日本では、同方式の実施例はまだ多くありませんが、懸賞金は民法に定められており、本プログラムでも民法に基づき懸賞金を交付します。
- ※2 本プログラム
- 事業名:NEDO懸賞金活用型プログラム
- 事業期間:2023年度~
- 事業概要: NEDO懸賞金活用型プログラム
5.問い合わせ先
本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先
NEDO AI・ロボット部 ロボットチーム E-mail:robo-challenge[*]nedo.go.jp
その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先
NEDO 経営企画部 広報企画・報道課 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press[*]ml.nedo.go.jp
E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。
- 新聞、TVなどで弊機構の名称をご紹介いただく際は、“NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)”または“NEDO”のご使用をお願いいたします。
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