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タイで火力発電所効率化のための実証事業を開始

2020年2月12日

NEDOは、2月5日、タイエネルギー省(MOE)の協力を得て、タイ発電公社(EGAT)保有のマエモ火力発電所の既存設備に、AI・ビッグデータ解析などを用いた熱効率改善・信頼性向上を実現するための高度なデジタル・ソリューションを導入する実証事業を開始しました。

本実証事業では、タイを始めとする新興国が抱えている安定的な経済成長と地球温暖化対策の実現を両立させるという課題を解決するため、火力発電所の効率改善と信頼性向上により燃料消費を改善し、温室効果ガス排出量の削減を目指します。NEDOとMOEが当該実証事業を協力して実施することに合意し、協力合意書(LOI)を取り交わすとともに、丸紅株式会社とEGATが事業の詳細実施内容を定めた実施協定書に署名しました。

EGAT本社で開催された実施協定書の署名式には、MOEプーンパット国際エネルギー協力局主席課長とNEDO小林理事立ち合いのもと、EGATナッタウット副総裁と丸紅株式会社原田副本部長らが出席しました。

  • 実施協定書署名の様子の写真
    実施協定書署名の様子
  • プロジェクト関係者の集合写真
    プロジェクト関係者