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吉田理事が石炭灰リサイクル繊維生産設備の落成式に参加しました

2025年12月17日

NEDOのディープテック・スタートアップ支援事業の支援先である新日本繊維株式会社は、「石炭灰リサイクル繊維の生産技術研究開発」(以下、「本事業」)において、石炭灰等を原料とした環境配慮型高機能リサイクル繊維「BASHFIBER®(バッシュファイバー®)」の量産化に向けた検証設備を、電源開発株式会社茅ヶ崎研究所敷地内に完成させました。2025年12月9日、この設備の落成式が開催され、NEDOからは吉田理事が出席しました。

本事業では、発電時に排出される石炭灰を繊維の主原料としてリサイクル活用する技術開発に取り組んでいます。技術が確立し社会実装されれば、石炭灰の有効活用による環境価値と経済価値の両立が図られ、次世代産業の共創を加速するとともに、カーボンニュートラル社会の実現に大きく貢献することが期待されています。

NEDOは、技術シーズの発掘から事業化、経営人材の育成まで、スタートアップの成長を多面的に支援しています。今後も成果の普及や事業化に向けた情報発信を行い、各種支援を継続していきます。

関連ページ:
ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)、GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(GX)

  • 挨拶を述べるネド 吉田理事
    挨拶を述べるNEDO 吉田理事
  • テープカットセレモニーの様子の写真
    テープカットセレモニーの様子
    (左から日本板硝子株式会社 岡本執行役常務クリエイティブ・テクノロジー事業部門長、新日本繊維株式会社 深澤代表取締役、NEDO 吉田理事、電源開発株式会社 菅野代表取締役社長、株式会社ロッテホールディングス 玉塚代表取締役社長CEO)

写真提供:新日本繊維株式会社