スペインCDTIと「AI搭載協働ロボット」ワークショップを開催しました
2025年12月22日
2025年12月11日、NEDOは、スペイン政府・技術開発イノベーションセンター(CDTI)と共に「AI搭載協働ロボット」をテーマにワークショップを開催しました。スペインは出生率低下による労働力不足という、日本と共通の課題に直面しています。人とロボットが同じエリアで安全に協働できる技術は、こうした課題を解決する有力な手段の一つです。
CDTIとのワークショップは、今回で13回目を迎え、70名近くの方にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。スペイン側との個別面談も実施し、多くの参加者に利用されました。
冒頭、NEDO吉田理事による開会挨拶があり、イニゴ・デ・パラシオ・エスパーニャ駐日スペイン王国大使、アンヘレス・バルブエナCDTI海外技術対応部門長から、両国の企業等による今後の共同研究の推進と連携の発展に対する期待が述べられました。
基調講演では、NEDOイノベーション戦略センターデジタルユニットの横井ユニット長とHispaRob(ロボット開発推進産学官連携組織)のアイトール・グティエレス主任研究員が、それぞれ「日・スペインのAI搭載の協働ロボットの開発と推進」について講演しました。その後の「テクノロジーへの挑戦パート」で、同分野で活躍する両国企業が自社の取り組みを発表しました。
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開会挨拶を述べるNEDO 吉田理事 -
来賓挨拶を行うイニゴ・デ・パラシオ・エスパーニャ駐日スペイン王国大使
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スペイン側主催者挨拶を行うアンヘレス・バルブエナCDTI海外技術対応部門長