植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:2016年度~2021年度、2021年度予算:0.6億円(PRISM)
PL:久原 哲(九州大学 名誉教授)
SPL:松村 健(産業技術総合研究所 研究グループ長)
PL:久原 哲(九州大学 名誉教授)
SPL:松村 健(産業技術総合研究所 研究グループ長)
近年、バイオテクノロジーの発展に伴い、植物や微生物等の生物を用いた物質生産技術が注目されており、全世界で関連市場が今後急速に拡大していくと予想されています。これに対して現在、欧米を中心にその市場獲得に向けた取り組みが進められているところであり、我が国の競争力確保のためには、情報技術を利用した合理的な遺伝子設計と、大規模な遺伝子組換えの融合による我が国独自の技術構築が必要となります。
本事業では、遺伝子設計に必要となる精緻で大規模な生物情報を高速に取得するシステム、細胞内プロセスの設計、ゲノム編集などを産業化するための技術開発を行い、これらを利用して植物等による物質生産機能を制御・改変することで、省エネルギー・低コストな高機能品生産技術の確立を目指します。また微生物領域においてはバイオファウンドリ設備の遠隔化・完全自動化によりスマートセル開発期間の大幅な短縮を目指します。
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スマートセルプロジェクト概要
参考資料
- Focus NEDO 第70号(7.1MB)
2018年10月発行
プロジェクト成果
下記のリンク先でプロジェクトの成果を紹介しています。
- NEDO SMARTCELL PROJECT
- バイオ×デジタルで未来を拓くスマートセルインダストリー(予告編)(動画)
- バイオ×デジタルで未来を拓くスマートセルインダストリー(本編)(動画)
- ゲノム編集産業化ネットワーク
- スマートセル・プロジェクト成果集
2020年10月発行
- Focus NEDO 第78号(4.9MB)
2020年10月発行
掲載日 | 件名 |
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2021年2月25日 | スマートセル技術により、野生株に対し約30倍高い原料酵素の生産性を実現 |
2021年2月18日 | 植物細胞の低コスト培養を可能にするシングルユースバッグを開発 |
2021年2月17日 | スマートセル開発に寄与する要素技術を集積したパイロットラボを整備 |
2021年2月17日 | 高速・高精度で細胞代謝物を解析する技術を開発 |
2020年12月7日 | 微生物の生理的状態を最短10分で定量的に評価し、識別する技術を開発 |
2020年12月2日 | 香料の原料となるカテコールを微生物で発酵生産する技術の開発に成功 |
2020年11月30日 | 世界初、新規ゲノム編集技術「TiD」で植物の遺伝子改変の有効性を実証 |
2020年9月30日 | 希少アミノ酸「エルゴチオネイン」の生産性を従来比約1000倍に向上 |
2019年5月31日 | 新規DNA合成技術を開発、神戸大学発ベンチャーに実施許諾 |
2019年5月7日 | “スマートセル”開発で医薬品原料の生産性向上に成功 |
2018年以前のニュースはNEDOホームページニュース一覧より「スマートセル」で検索してください。
関連情報
基本情報
技術・事業分野 | 材料・部材 |
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プロジェクトコード | P16009 |
担当部署 | 材料・ナノテクノロジー部 バイオエコノミー推進室 (TEL:044-520-5220) |
詳細資料
- 基本計画(318KB)
- 実施方針:2021年度版(526KB)
- 実施方針:2020年度版(485KB)
- 実施方針:2019年度版(591KB)
- 実施方針:2018年度版(581KB)
- 実施方針:2017年度版(606KB)
- 実施方針:2016年度版(612KB)
最終更新日:2022年5月9日