本公募2023年度「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業(実証要件適合性等調査)」に係る第2回公募について
2023年7月6日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)では、「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」のうち「実証要件適合性等調査」の実施者を募集致しますので、本件について実施を希望する方は、下記に基づき御応募ください。
なお、本事業は、政府方針の変更等により、公募の内容等が変更される場合がございます。
2023年7月18日 | 公募説明会資料及び公募要領について微修正しました。 |
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募集事業について
1.事業内容
脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業
(1)概要
S+3E(安全性、環境適合+脱炭素化、経済性、安定供給)の実現に資する日本の先進的技術の海外実証を通じて、実証技術の普及に結び付けます。さらに、制度的に先行している海外のエネルギー市場での実証を通じて、日本への成果の還元を目指します。これらの取組を通じて、日本のエネルギー関連産業の国内外への展開、国内外のエネルギー転換・脱炭素化、日本のエネルギーセキュリティに貢献することを目的としています。
(2)事業内容
本事業は[1]実証要件適合性等調査、[2]実証前調査、[3]実証研究、[4]フォローアップの4段階で構成され、[1]から[2]への移行時、[2]から[3]への移行時のそれぞれで外部有識者による審査を行い、審査により移行が認められた案件のみが次の段階へ移行します。今回の公募では、[1]を実施するものを対象とし、[1]から[2]への移行については、今回の公募で採択する全案件を対象に纏めて審査し、[2]から[3]への移行については、1案件毎に個別に審査し判断します。また、実証成果の普及活動をNEDOが支援する必要がある、かつ有効と認められた場合には[4]を実施することがあります。
〔1〕実証要件適合性等調査
提案者が実証したい技術を対象として、当該技術のビジネス展開を狙う国・地域におけるエネルギー事情、関連政策、ビジネス環境等の情報収集を相手国政府機関や相手国企業等と意見交換しつつ行うとともに、実証研究の実現性及び普及可能性の検証を行います。本調査の結果をもとに、外部有識者によるステージゲート審査が行われ、実証研究対象として有望であると認められた個別テーマについては実証前調査に移行します。
- 実施形態:委託(NEDO負担率100%)
- NEDO支出予算額:1テーマあたり20百万円以内
- 期間:原則1年以内
- 「〔2〕実証前調査」以降の説明は資料「公募要領」でご確認ください。
(3)対象とする技術・実証の要件と技術分野
- 電力系統監視・安定化技術
- 分散型エネルギーシステムの構築及び調整力向上に資する技術
- 余剰電力のエネルギー変換技術
- 電化の拡大に資する技術
- 低コストな水素関連技術(水素製造、輸送・貯蔵、利用)
- メタネーション等、削減・代替効果が期待できるカーボンリサイクル関連技術
- 持続可能なバイオ燃料・合成燃料生産技術
- ビッグデータ、AI、分散管理技術等を用いたスマートシティ関連技術
- 運輸分野のエネルギー転換・脱炭素化に資する技術
- IoT・AI等を活用した産業・業務・家庭分野におけるエネルギー効率化技術
- 従来型ではない先進的な再エネ技術
- その他、エネルギー転換・脱炭素化に貢献する技術
(4)実証要件適合性等調査の期間
実証要件適合性等調査の期間については、ステージゲート審査の審査時期によって、以下のいずれかから選択可能です。
(調査期間は、最長で2024年9月末までとなります。)
〔1〕2024年度上期のステージゲート審査に申請する場合、NEDOが指定する日から2024年3月末まで
〔2〕2024年度下期のステージゲート審査に申請する場合、NEDOが指定する日から2024年9月末まで
(5)実証要件適合性等調査の規模
実証要件適合性等調査の1件あたりの事業規模(NEDO支出予算額)は20百万円以内です。
2.説明会
当該公募の内容、契約に係る手続き、応募書類等についてのオンライン説明会を下記日程にて実施いたします。参加を希望する場合は、以下参加申込みURLよりお申し込み下さい。お申し込みされた方に対し、別途オンライン説明会の詳細情報を事務局よりご連絡いたします。
また公募説明会資料は、下記からご参照ください。
【オンライン開催】
- 日時:
- 2023年7月11日(火)13時30分~14時30分(日本時間)
- 参加申込:
申込フォーム
- 申込期限:
- 2023年7月7日(金)正午
アクセス方法につきましては別途メールにて2023年7月10日(月)目処にご連絡予定です。
3.応募方法等
本ページ下の資料欄から必要な書類をダウンロードし、必ず受付期間内に次のWEB入力フォームから必要情報の入力と提出書類及び関連資料のアップロードを行ってください。
他の方法(持参・郵送・FAX・メール等)による応募は受け付けません。提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。
<提出受付期間>
- 2023年7月6日(木)~2023年8月7日(月)正午(日本時間)
WEB入力フォーム(書類提出)
契約約款はこちらをご参照ください。
4.問い合わせ・応募相談について
個別のお問い合わせや応募相談については、7月28日(金)までの間はメールにて随時受け付けます(日本語のみ)。また希望者は7月26日(水)まで対面/オンラインにて面談も受け付けます。下記の問い合わせ先宛てE-MAILにてご連絡下さい。ただし審査の経過等に関するお問い合わせには応じられません。なお、個別相談申し込み時には本公募に関わる予告に記載の申し込み方法をご確認の上、電子メールでお申し込みください。
また、事業概要については、以下をご参照ください。
- (問い合わせ先)
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 国際部
エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業 公募事務局(石田、横溝、田村、孫田、桐生)
E-MAIL:international@ml.nedo.go.jp
- (事業概要)
脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業
5.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
資料
- 基本計画(231KB)
- 2023年度実施方針(378KB)
- 公募要領(1.2MB)
- (本紙、別紙1から4)提案書本文(163KB)
- (別紙5)事業概要書(164KB)
- (別紙6)ワーク・ライフ・バランス等推進企業に関する認定等の状況について(45KB)
- (別紙7-1)情報管理体制等の確認票(14KB)
- (別紙7-2)情報管理体制等の確認票の説明(69KB)
- (参考1)契約に係る情報の公表について(93KB)
- (参考2)仕様書ひな形(289KB)
- (参考3)実証前調査(助成)以降の実施内容及び実施にあたっての手続きに係る説明(339KB)
- (参考4)国際実証研究費助成金に係る確約書(40KB)
募集要項
技術・事業分野 | 国際展開支援 |
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プロジェクトコード | P93050 |
事業名 | 脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業(実証要件適合性等調査 2023年度第2回) |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成)、実証事業(フィールドテスト)、調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、地方公共団体 |
公募期間 | 2023年07月06日~2023年08月07日 |
問い合わせ先
国際部
契約手続きについて
委託事業・補助・助成事業の契約手続きに関する情報を掲載しています。
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