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ドローンの社会実装に向け、複数の地域で実環境に合わせた実証試験に着手
―運航管理システムを整え目視外飛行(レベル4)実現を目指す―

2020年11月30日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 石塚博昭

NEDOはドローンによる物流やインフラ点検、災害対応などの場面での活用を促進し、各地域において運航管理システムとの接続実証を行う研究開発テーマ1件を採択しました。実証試験を通し、運航管理システムの実環境での技術検証を行います。これにより早期の社会実装を後押しする仕組みを整え、2022年度の目標に掲げる有人地帯での目視外飛行(レベル4)の実現を目指します。

1.概要

ドローンなどの無人航空機はさまざまな分野で活用される可能性が高く、海外でも利活用分野を拡大するための制度設計や技術開発、標準化活動が活発に行われています。また、日本でもサービスの高度化や社会課題解決に向けた取り組みが進んでおり、無人航空機の高度利活用が期待されています。

こうした中、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年度に「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」を開始しました。これまでに「福島ロボットテストフィールド」(福島県南相馬市・浪江町)で無人航空機の社会実装に向け、同一空域で複数事業者のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの開発を行い、2019年10月にはドローンの運航管理システムへの接続試験を実施し、1時間1平方kmに100フライト以上のドローンの飛行試験に成功するなどの成果を挙げています。

これまでの研究開発成果を社会実装するにあたっては実環境での検証・試験が必要です。このため先行開発した運航管理システムについて実環境で技術実証を行う研究開発テーマ1件を採択しました。

2.事業の内容

ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト/無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発/無人航空機の運航管理システムの開発
事業期間:
2017年度~2021年度
40億円(2020年度)

3.研究開発テーマの内容

採択テーマ:
地域特性・拡張性を考慮した運航管理システムの実証事業【委託事業】
KDDI株式会社、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

本研究開発では2022年度のレベル4社会の実現に向けて、先に本プロジェクトで開発してきた運航管理システムを、ドローンの活用場面を想定した実環境で技術検証を行います。技術検証に当たっては実証を行う地域の特性を考慮し、地域におけるドローンの社会実装につながるユースケースを複数検証することとしています。今後、企業や自治体・企業等が連携したコンソーシアムなどからの提案・公募を経て、地域ごとに通常時・災害時の実証を行います。本事業を通じて実環境で用いることができる運航管理システムの開発を進め、レベル4社会の実現に貢献します。

なお、本テーマの委託先が今後、ユースケース検証先の公募を行います。また、今後の情報はNEDO HPやNEDO Twitterでも発信していきます。

【注釈】

※ 飛行試験に成功
サイト内リンク 一般のドローン事業者も参画したドローン運航管理システムの相互接続試験に成功(2019年10月30日ニュースリリース)

4.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO ロボット・AI部 担当:宮本、永松、森 TEL:044-520-5244­

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:坂本、鈴木(美) TEL:044-520-5151­ E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

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