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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)/重要インフラ等におけるサイバーセキュリティの確保

事業・プロジェクト概要(Business Summary)

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を迎える我が国にとって、サイバー攻撃の脅威は切実な問題であり、強固なサイバーセキュリティの確保による世界で最も安心・安全な社会基盤の確立が必達の課題である。

本研究開発では、重要インフラ等※1におけるサイバーセキュリティを確保するために、重要インフラサービスの安定運用を担う制御ネットワークおよび制御ネットワークを構成する制御・通信機器(以下「制御・通信機器」という。)のサイバー攻撃対策として、制御・通信機器のセキュリティ確認※2技術、制御・通信機器および制御ネットワークの動作監視・解析技術と防御技術を研究開発する。その成果を、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会をターゲットに、実証実験等を通して、通信・放送、エネルギー、交通などのインフラシステムに適用できることを確認する。また、今後普及・拡大が見込まれるIoTシステムのセキュリティ確保に向けて前記技術を拡張するとともに、技術導入を支援する認証制度の設計、分野を超えた運用のための共通プラットフォームの実現、セキュリティ人材育成に取り組む。

  • ※1 「重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第3次行動計画(改訂版)」が特定している14分野に代表される重要な社会基盤システム
  • ※2 セキュリティ確認とは、機器やソフトウェアの真正性、完全性を確かめること
  • 図 研究開発概念図
    研究開発概念図

詳細資料(Detail Imformation)

テーマ別詳細(Detail Information by Theme)

事業成果(R&D Results)

基本情報

事業期間・予算額 事業年度:2015年度~2019年度、2019年度予算:18.0億円

PD:後藤 厚宏(内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)重要インフラ等におけるサイバーセキュリティの確保担当 プログラムディレクター)

技術・事業分野 情報インフラ
プロジェクトコード P15011
担当部署 IoT推進部 (TEL:044-520-5211)
最終更新日:2020年6月30日

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