デジタルライフライン整備事業
事業・プロジェクト概要
今日、人手不足に伴う人流クライシス・物流クライシスや激甚化する災害への対応は待ったなしの状態にあります。人口減少が進む中で、将来にわたって安心して暮らし続けられる生活を下支えし地域生活圏を形成していくために、現実世界のデジタル化によって人手に頼らなくても必要なサービスが行き渡る仕組みを、平時・有時の区別無く持続可能である「デジタルライフライン」として整備することが望まれています。
そこで、本事業では、上記の状況を踏まえ策定された「デジタルライフライン全国総合整備計画」において先行的取組として位置付けている「アーリーハーベストプロジェクト」に基づき、〔1〕ドローン航路、〔2〕インフラ管理DX、〔3〕自動運転サービス支援道、〔4〕奥能登版デジタルライフラインの各領域を社会実装するために必要なシステムについて、独立行政法人情報処理推進機構のデジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)と密に連携しながら、データ連携システムの開発・拡張等を行います。
研究開発内容
研究開発項目〔1〕:デジタルライフラインの先行実装に関するデータ連携システムの研究開発
- デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)のアーキテクチャ設計等に沿って、人口減少が進む中でも生活必需サービスを維持し、国民生活を支えることを目的としたデジタル時代の社会インフラである「デジタルライフライン」の全国整備に資する基盤の構築・機能拡充を行う。
- 具体的には、
- 研究開発項目〔1〕-1.ドローン航路
- 研究開発項目〔1〕-2.インフラ管理DX
- 研究開発項目〔1〕-3.自動運転サービス支援道
- 研究開発項目〔1〕-4.奥能登版デジタルライフライン
- 更に、デジタルインフラ実装へのステージ移行の加速を推進するためにシステム実証及びその有効性検証も行う。【助成(大企業1/3・大企業以外1/2)】
研究開発項目〔2〕:デジタルライフラインの先行実装に関するウラノス・エコシステム技術モジュールの研究開発
- デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)は、複数のシステムを連携させ、企業・業界を横断したデータの利活用により、データ・システム・ビジネス連携を行う官民協調の取組である「ウラノス・エコシステム」を推進している。
- デジタルライフラインにおけるアーリーハーベストプロジェクトの実装領域においても、ウラノス・エコシステムの適用事例の一つとして、データ・システム・ビジネス連携を推進し、その領域に対して必要なウラノス・エコシステムの技術モジュール開発を行う。
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2025年度 予算額:53億円 |
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技術・事業分野 | 情報インフラ |
プロジェクトコード | P24013 |
担当部署 | 半導体・情報インフラ部 (TEL:044-520-5211) |
詳細資料
最終更新日:2025年6月4日
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