予告「デジタルライフライン整備事業」に係る情報提供依頼(RFI)および公募の予告について(予告)
2025年3月19日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「デジタルライフライン整備事業」に係る情報提供依頼(Request for Information:RFI)を行い、引き続いて実施者を一般に広く募集する予定です。
2025年4月9日 | 「3.その他」の項に前身事業成果報告会の案内を追記しました。 |
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募集事業について
1.事業内容
(1)概要
本事業では、人口減少が進む中でもドローン・自動運転等のデジタルによる恩恵を全国津々浦々に行き渡らせるため、「デジタルライフライン全国総合整備計画」を推進し、〔1〕ドローン航路、〔2〕自動運転サービス支援道、〔3〕インフラ管理DXの各プロジェクトについて全国展開を抜本的に加速するとともに、〔4〕奥能登版デジタルライフラインの整備を行います。
(2)事業期間
NEDOが指定する日から2026年3月31日まで(予定)
(3)公募期間
2025年5月上旬以降に公募開始予定
(4)RFIの実施
本事業では、公募に先立ち技術実証システムに関するRFIを行います。特に下記の対象領域についての情報提供を求めますが、本事業の実施内容がこれらに限ることを意味するものではなく、また、ご提出いただきたい情報は、これらに限るものではありません。ご提供いただいた情報は、公募における技術要件等を設定するための基礎情報として活用させていただきます。
なお、本RFI情報提供は、公募における提案書の提出要件ではありません。また、本RFIが直接的にプロジェクトの実施や資金提供の機会を呼びかけるものでもございません。
【1】RFIの対象領域
〔1〕ドローン航路
デジタルライフライン全国総合整備実現会議・普及戦略ワーキンググループのドローン航路普及戦略ワーキンググループにおいて、ドローン航路の全国展開に向けた検討がなされているところです。(【資料2】第1回 ドローン航路普及戦略ワーキンググループ事務局資料(※1)を参照)
この議論に添った技術実証システムについての情報をご提供ください。
〔2〕自動運転サービス支援道
デジタルライフライン全国総合整備実現会議・普及戦略ワーキンググループの自動運転サービス支援道普及戦略ワーキンググループにおいて、25年度の取組について「協調型自動運転(V2N)走行支援:車両プローブ情報等を活用した交通環境情報によるV2N走行支援の検討」がなされているところです。(【資料2】第1回 自動運転サービス支援道普及戦略ワーキンググループ事務局資料(※2)を参照)
この議論に添った技術実証システムについての情報をご提供ください。
〔3〕インフラ管理DX
デジタルライフライン全国総合整備計画(※3)では、インフラ管理DXによって、電力・ガス・通信・上下水道のインフラ設備情報を変換し、空間IDを識別子として流通させることで、企業・地方自治体で相互に情報を共有することが可能となり、平時における業務の共通化・自動化やリソースの最適活用、災害時におけるインフラの応急復旧・早期回復を実現するとしています。
このインフラ管理DXを実現する上で必要な、〔a〕図面等のデータ化、〔b〕経年埋設物のデータ化、〔c〕位置補正・共通フォーマットへの変換に関する個別要素技術やシステムの情報をご提供ください。
〔a〕~〔c〕のデータ処理上の位置づけ詳細は、下記資料欄の「インフラ管理DXに関するRFI項目説明図」をご参照ください。
〔4〕奥能登版デジタルライフライン
デジタルライフライン全国総合整備計画(※3)及びデジタルライフライン全国総合整備実現会議において、奥能登版デジタルライフラインによって実現すべき姿として、情報の円滑な把握のため、異なるシステム・アプリを連携するためのデータ基盤等の整備を行うとともに、平時から情報が集まる/有事の拠点となる民間と連携したハブの構築の先行的整備を検討することとされています。
この実現すべき姿に添って、民間サービス等から自治体への情報提供または自治体から民間サービス等への情報提供に関する技術・システムについての情報をご提供ください。
詳細は下記資料欄の「奥能登版デジタルライフラインに関するRFI項目説明図」をご参照ください。
- (※1)【資料2】第1回 ドローン航路普及戦略ワーキンググループ事務局資料(2.9MB)
- (※2)【資料2】第1回 自動運転サービス支援道普及戦略ワーキンググループ事務局資料(4.0MB)
- (※3)デジタルライフライン全国総合整備計画(1.7MB)
【2】RFIの提出方法
前項の対象領域にご関心のある方は、以下の受付期間及び提出方法により、RFI情報提供書(Web入力フォームおよび下記資料欄の情報提供書ファイル)をご提出ください。
- 受付期間:2025年3月19日(水)から4月9日(水)正午まで
- (上記日時で一旦締切り、取り纏めますが、情報提供は締め切り後も引き続き継続して受け付けておりますので遠慮なくご提出ください)
- 提出方法:以下のWeb入力フォームから、必要情報の入力と提出書類のアップロードを行ってください。
- なお、他の提出方法(持参・郵送・FAX・電子メール等)は受け付けませんのでご注意ください。
- Web入力フォーム
- アップロード書類の様式(情報提供書ファイル)は、下記「資料」に掲載しています。
- ご提供頂いた情報について、必要に応じNEDOからお問い合わせさせていただく場合があります。
また、ご提供頂いた情報は、デジタルライフライン全国総合整備計画との合致性確認等のため、経済産業省の商務情報政策局及びイノベーション・環境局、IPA・DADCに共有させて頂く予定ですので、予めご了承ください。
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。
3.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(旧Twitter)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
なお、本事業の公募においては、前身事業となる「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業/デジタルライフラインの先行実装に資する基盤に関する研究開発」の成果の活用/継承を踏まえて、ご提案頂くことが必要となる見込みです。
本事業への応募を検討されている方々におかれましては、2025年4月23日(水)に東京ビッグサイトにおいて開催いたします前身事業成果報告会への積極的な参加をご検討ください。お申し込み方法など成果報告会の詳細については以下のリンクをご参照下さい。
NEDO「産業DXのためのデジタルインフラ整備事業」成果報告会
資料
募集要項
技術・事業分野 | 情報インフラ |
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プロジェクトコード | P24013 |
事業名 | デジタルライフライン整備事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、地方公共団体、NPO等非営利団体、その他 |
公募開始予定日 | 2025年5月上旬 |
問い合わせ先
半導体・情報インフラ部
担当者:大西、千田
E-MAIL:digital-lifeline[at]ml.nedo.go.jp ([at]を@に変えてください)
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