本公募「官民による若手研究者発掘支援事業」(企業人材博士課程派遣型)に係る公募について
2024年10月11日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「官民による若手研究者発掘支援事業」(若サポ)の実施者を一般に広く募集いたします。本事業への応募を希望される方は、以下に基づきご応募ください。
2024年11月13日 | 官民による若手研究者発掘支援事業費助成金交付規程、官民による若手研究者発掘支援事業費助成金交付規程「共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)」及び新旧対照表を掲載しました。 |
---|---|
2024年11月6日 | 【期間延長】提案書類の提出期限について、2024年11月19日(火)正午まで延長しました。 |
2024年10月29日 | 「公募説明動画」を掲載しました。 |
2024年10月25日 | 「公募説明資料」「FAQ(よくあるご質問)」を更新しました。 |
2024年10月21日 | 「公募説明資料」「FAQ(よくあるご質問)」を更新しました。 |
2024年10月17日 | 「公募説明資料」「FAQ(よくあるご質問)」を掲載しました。 |
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
本事業は、目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を行う若手研究者を発掘し、実用化に向けた産学連携体制での研究開発の実施を支援することにより、次世代のイノベーションを担う人材を育成するとともに、我が国における新産業の創出に貢献することを目的として実施します。
〔1〕共同研究フェーズ※〔2〕との同時応募の場合のみ
大学等に所属する若手研究者が企業と共同研究等の実施に係る合意書を締結し、企業から大学等に対して共同研究等費が支払われることを条件として、実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を実施するものについて助成します。なお、助成金の交付先は、若手研究者が所属する大学等とします。
〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
企業と大学等が共同研究フェーズにおいて助成事業を実施している場合に、当該企業に所属する若手研究者が当該大学等の博士(後期)課程に入学し、共同研究フェーズでの事業成果の実用化が加速すると考えられる目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を実施するものについて助成します。なお、助成金の交付先は、若手研究者が所属する企業とします。また、助成事業の実施にあたっては、若手研究者が大学等の博士(後期)課程において実施する研究開発を「企業と大学等との共同研究等」として合意書を締結し、研究開発を実施することとします。
- ※大学等:日本国内に所在する国公立研究機関、国公立大学法人、大学共同利用機関法人、公立大学、私立大学、高等専門学校、並びに国立研究開発法人、独立行政法人、地方独立行政法人及びこれらに準ずる機関
- ※企業:日本国内に登記されている企業(その事業活動に係る主たる技術開発及び意思決定のための拠点を日本国内に有するもの)
- ※若手研究者:
<共同研究フェーズ、マッチングサポートフェーズ>
大学等に在籍する研究者で、助成事業の開始年度の4月1日時点において、博士号の学位の取得者であり、かつ45歳未満
<共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)>
共同研究フェーズにおいて助成事業を実施する大学等の若手研究者と共同研究等を実施する企業等に在籍する研究者で、助成事業の開始年度の4月1日時点において、45歳未満 - ※共同研究等:実用化に向けた取り組みとして共同研究、受託研究、技術指導、博士後期課程を対象とした研究インターンシップ、クロスアポイントメント制度の活用、リカレント等を行うもの
※今回の公募ではマッチングサポートフェーズの募集は実施しません。
(2)事業期間
〔1〕共同研究フェーズ※〔2〕との同時応募の場合のみ
助成事業期間は最大3年間とします。但し、助成金の交付決定期間は2年間とし、2年目終了前に外部有識者による中間評価を実施し、研究開発実施内容の見直しや、研究開発の中止など、3年目の助成事業継続の可否を審査します。共同研究フェーズにおいては、助成事業期間終了後、5年以内の実用化*を目指すものとします。
*実用化:当該研究開発に基づく成果物(サービス等含む)の社会的利用(顧客への提供等)が開始されるものに加え、試作品等のサンプル提供以上の段階。
〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
助成事業期間は最大3年間かつ主任研究者となる若手研究者が博士(後期)課程に在学する期間とします。但し、助成金の交付決定期間は2年間とし、2年目終了前に外部有識者による中間評価を実施し、研究開発実施内容の見直しや、研究開発の中止など、3年目の助成事業継続の可否を審査します。
(3)対象事業
〔1〕共同研究フェーズ※〔2〕との同時応募の場合のみ
産業技術分野及びエネルギー・環境分野での実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究で、新産業の創出等に貢献することを目指して企業との共同研究等を行うもの。なお、応募要件とする企業との共同研究等は、交付決定日以降に新たな研究開発計画(研究開発テーマ、期間、契約額等)として開始されるもののみです。
また、今回の公募においては、「〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)」に企業の若手研究者が応募する場合のみ、当該企業と共同研究等を実施する大学等の若手研究者が「〔1〕共同研究フェーズ」に応募できます。
〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
産業技術分野及びエネルギー・環境分野での実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究であり、企業と大学等が共同研究フェーズにおいて実施している助成事業の成果の実用化が加速すると考えられるテーマで研究開発を行うもの。なお、応募要件とする大学等との共同研究等は、企業に所属する若手研究者が大学等の博士(後期)課程において実施する研究開発としますが、助成対象となるのは、交付決定日以降に実施した研究開発のみです。
また、成果の実用化を加速しようとする共同研究フェーズ事業の終了予定日の1年前までに、博士(後期)課程への入学及び共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)での助成事業を開始できることが必要です。
(4)助成金の額
〔1〕共同研究フェーズ※〔2〕との同時応募の場合のみ
共同研究等を実施する企業から支払われる共同研究等費とNEDOからの助成金を合わせた研究開発事業費の総額は1テーマあたり60百万円以内/年とします。但し、NEDOからの助成金は企業から支払われる共同研究等費と同額以下とし、1テーマあたり30百万円以内/年を助成します。なお、同一主任研究者への助成金の総額は30百万円以内/年(研究開発事業費総額は60百万円以内/年)とします。下限額はありませんが、予算計画を含めた研究開発計画全体が審査の対象となります。
〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)
本テーマの実施にあたり若手研究者が所属する企業が支出する経費は1テーマあたり10百万円以内/年とします。但し、NEDOからの助成金は、本テーマの実施にあたり若手研究者が所属する企業が支出する経費の1/2とし、1テーマあたり5百万円以内/年を助成します。なお、本フェーズにおいては、博士(後期)課程に在学して研究開発を実施する若手研究者1名につき1テーマとします。下限額はありませんが、予算計画を含めた研究開発計画全体が審査の対象となります。
2.説明会
多くの研究者に提案書をお出しいただきたく、本公募の内容について、(1)公募説明動画、(2)公募説明会を行います。説明は日本語で行います。
(1)公募説明動画
動画のご視聴はこちらをクリックしてください。※YouTubeで公開しております。
- 01分00秒頃~ 「1.本事業の概要」に関する説明
- 07分46秒頃~ 「2.共同研究フェーズ」に関する説明
- 16分56頃秒~ 「3.共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)」に関する説明
- 25分55秒頃~ 「4.事業開始までのプロセス」に関する説明
- 26分50秒頃~ 「5.事業成果」に関する説明
- 28分45秒頃~ 「6.e-Rad入力時の留意点」に関する説明
(2)公募説明会
事業説明および当該公募の内容についての説明会をオンライン(Microsoft Teamsウェビナー)にて4回開催します。説明の後に質疑応答の時間も設けさせていただきます。説明会参加にあたっては、各日程の登録フォーム(Microsoft Teamsウェビナー)からお申し込みください。各回同じ内容となります。
なお、応募にあたって本公募説明会への参加は必須ではありません。ご参加が難しい場合は公募説明動画もぜひご覧ください。
- 第1回公募説明会 10月22日(火)16時00分~17時00分 開催済
- 第2回公募説明会 10月22日(火)18時00分~19時00分 開催済
- 第3回公募説明会 10月24日(木)16時00分~17時00分 開催済
- 第4回公募説明会 10月24日(木)18時00分~19時00分 開催済
3.応募方法等
本ページ最下の「資料」欄から必要な書類をダウンロードの上、公募要領に従って提出書類を作成し、以下の【提出期限】までに、e-Radからご提出ください。ほかの方法(持参・郵送・FAX・メール等)による応募は受け付けません。また、書類に不備等がある場合は審査対象となりませんので、公募要領を熟読の上、注意して記入してください。
e-Rad
本事業への応募は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による申請の手続きが必要です。e-Radによる申請手続きを行わないと、本事業への申請ができませんのでご注意ください。
詳細は公募要領及び以下のページをご覧ください。
なお、e-Radへの登録には日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。
- e-Radへの登録に関するヘルプデスク
- 電話番号:0570-057-060(ナビダイヤル)、03-6631-0622(直通)
- 受付時間:午前9時00分~午後6時00分(平日)
(土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く)
- 【提出先】
- e-Radにて、下記の「公募」に課題登録及び提出書類のアップロードを行って申請してください。
※フェーズごとに「公募」が異なりますのでご注意ください。 - 〔1〕「官民による若手研究者発掘支援事業(第7回)/共同研究フェーズ」
〔2〕「官民による若手研究者発掘支援事業(第7回)/共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)」 - 【提出期限】
- 2024年11月19日(火) 正午 <厳守> ※提出期限を延長しました。
※共同研究フェーズ・共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)共通 - 提出期限直前は混雑する可能性がありますので、余裕をもって提出してください。本事業への申請は、e-Rad上での機関承認が必要です。期限までに、機関承認を経て、提出を完了できなかった提案書は、いかなる理由であろうとも無効とします。
- 【問い合わせ先】
- フロンティア部 若手研究者支援ユニット
- E-mail([@]を半角の@に変換してください。):
〔1〕共同研究フェーズ wakate-7-ky[@]nedo.go.jp
〔2〕共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型) wakate-7-dr[@]nedo.go.jp
4.その他
公募情報に関するお知らせはNEDO公式X(旧Twitter)にて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
資料
- 公募要領(701KB)
- 様式1-1.提案書【共同研究フェーズ】(WORD)(59KB)
- 様式1-2.<共同提案用>研究開発予算及び添付資料一式【共同研究フェーズ】(EXCEL)(122KB)
- 様式1-2.<単独提案用>研究開発予算及び添付資料一式【共同研究フェーズ】(EXCEL)(111KB)
- 様式2-1.提案書【共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)】(WORD)(58KB)
- 様式2-2.研究開発予算及び添付資料一式【共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)】(EXCEL)(123KB)
- 別紙1.技術キーワード一覧(449KB)
- 参考資料1.主任研究者研究経歴書の記入について(95KB)
- 参考資料2.その他の研究費の応募・受入状況の記入について(119KB)
- 参考資料3.企業情報の記入について(140KB)
- 参考資料4.ワーク・ライフ・バランス等推進企業に関する認定等の状況について(121KB)
- 参考資料5.事業開始年度の賃金を引き上げる旨の表明資料について(78KB)
- 公募説明資料(2.2MB)
- FAQ(よくあるご質問)(876KB)
- 別添1.基本計画(383KB)
- 別添2.2024年度実施方針(334KB)
- 別添3-1.官民による若手研究者発掘支援事業費助成金交付規程(512KB)
- 別添3-2.官民による若手研究者発掘支援事業費助成金交付規程「共同研究フェーズ(企業人材博士課程派遣型)」(316KB)
- 新旧対照表(238KB)
- 【若サポ・第7回公募】事前評価者候補一覧(975KB)
募集要項
技術・事業分野 | 産学連携・人材育成 |
---|---|
プロジェクトコード | P20004 |
事業名 | 官民による若手研究者発掘支援事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募期間 | 2024年10月11日~2024年11月19日 |
問い合わせ先
フロンティア部 若手研究者支援ユニット(問い合わせ先は 3.参照)
契約手続きについて
委託事業・補助・助成事業の契約手続きに関する情報を掲載しています。
関連ページ
- 産学連携・人材育成
- 同分野のニュースリリースを探す
- 同分野の公募を探す
- 同分野のイベントを探す