低炭素社会を実現する超低電圧ナノエレクトロニクスプロジェクト(低炭素社会を実現する超低電圧デバイスプロジェクト)
事業・プロジェクト概要
事業期間:平成22年度~平成27年度(平成22年度は経済産業省で実施)、予算総額:118.46億円
PL: 柴田 英毅 (株式会社東芝 研究開発センター 技監)
PL: 柴田 英毅 (株式会社東芝 研究開発センター 技監)
近年、インターネットの普及とともに、デジタル情報の急激な増加(情報爆発)が予想されており、情報処理・蓄積を担うIT機器やエレクトロニクス機器の電力消費は大幅に増大すると見込まれています。この情報化社会を支える半導体集積回路(LSI)は、これまで、半導体素子(デバイス)の微細化によって、LSIの高性能化・低電力化を実現してきました。しかし、デバイスは微細化に伴う本質的な課題に直面しており、これまでの路線に沿った低電力化が難しくなっています。
そこで、本プロジェクトでは、微細化のみによらない低消費電力機器の実現を目指し、〔1〕動作時の機器の低消費電力化を可能にする「低電圧動作デバイス」、〔2〕待機状態での消費電力ゼロを実現する「不揮発デバイス」の研究を行っております。ナノテクノロジーで培われた新規の機能材料や新規のデバイス構造に立脚しながら、LSIの低電圧動作と高機能・高集積、及び待機電力ゼロ化を実現し、LSIとLSIを利用する機器の消費電力を大幅に低減する技術の確立を目指します。
そこで、本プロジェクトでは、微細化のみによらない低消費電力機器の実現を目指し、〔1〕動作時の機器の低消費電力化を可能にする「低電圧動作デバイス」、〔2〕待機状態での消費電力ゼロを実現する「不揮発デバイス」の研究を行っております。ナノテクノロジーで培われた新規の機能材料や新規のデバイス構造に立脚しながら、LSIの低電圧動作と高機能・高集積、及び待機電力ゼロ化を実現し、LSIとLSIを利用する機器の消費電力を大幅に低減する技術の確立を目指します。
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図:低炭素社会を実現する超低電圧デバイスプロジェクトの概要
基本情報
技術・事業分野 | 電子デバイス |
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プロジェクトコード | P10023 |
担当部署 | 電子・材料・ナノテクノロジー部 (TEL:044-520-5210) |
詳細資料
- 基本計画(368KB)
- 実施方針:平成27年度版(485KB)
- 実施方針:平成26年度版(450KB)
- 実施方針:平成25年度版(434KB)
- 実施方針:平成24年度版(407KB)
- 実施方針:平成23年度版(794KB)
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況
対象企業数:9社
上市:1 製品化:0 研究開発を継続中:7 中止・中断:1
最終更新日:2021年4月9日