2025年4月25日
2025年大阪・関西万博で、NEDOが支援した研究開発の成果が展示され、実際に利用されます。期間中にはNEDOのイベントも開催されます。未来をもっと暮らしやすくする技術に触れる、またとない機会です。
今後の普及が期待される薄くて軽いフィルム型のペロブスカイト太陽電池が西ゲートバス停に設置され、発電した電気がバスシェルターの夜間照明に使われます。
燃料補給のデータを蓄積し、効率の良い運航を実現するトータルエネルギーマネジメントシステムを開発しています。エンジン駆動の大きな振動や燃料のにおいもなく、燃料電池船による快適な乗り心地を体感できます。
会場やその周辺でレベル4の自動運転や走行中のEVバスに路面に埋めたコイルからのワイヤレス給電を行う先端技術を使い、EVバス運行と充電の最適化の実証を実施します。
水素とCO2を原料として日量1バレルの実証プラントで製造した合成燃料を、大阪駅から大阪・関西万博会場まで直通の万博シャトルバスの燃料として提供します。
大気中から直接CO2を回収するDAC(Direct Air Capture)により、CO2を回収し、メタネーション等の実証試験へ使われます。
再生材料等によるCO2排出抑制に加え、製造時・養生時にCO2を固定した革新的なコンクリートが、会場の一部のブロック、舗装や休憩所、ベンチ、地盤改良に使われます。
CO2をコンクリートに吸収・固定させることで得られる将来の地球環境について、タイムトリップ型で体験できます。
CO2を再資源化した人工石灰石を用いたコンクリート製品が歩道などに使われ、住友館では人工石灰石を使用した各種コンクリート製品や材料、樹脂・紙製品、塗料などが紹介されます。
未来のキッチンの在り方をテーマに、3Dバイオプリント技術で培養肉を自動製造するミライの装置を展示します。
「CO2を直接原料としたバイオものづくり」事業で開発中の技術を展示します。微細藻類の培養や生分解性プラスチックの容器、CO2が新しい物質に変化する映像等の展示があります。
会場のバックヤードに設置したe-メタンを燃料とするボイラの排ガスからCO2を効率的に回収し、ドライアイスやメタネーションの原料に使われます。
会場近郊に廃食用油を原料とするSAF(持続可能な航空燃料)製造プラントを建設し、安定的な供給体制を構築します。
5月13日~26日に、従来型と比べ4割以上の省エネを目指す次世代グリーンデータセンターが作り出す未来を体験できます。光通信や省電力機器など採用される個々の技術も紹介されます。
5月20日~24日に開催される「福島復興展示」にて浪江町の「FH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)」で作られた水素の広がりを映像・パネル等を用いてご紹介します。
7月13日~19日に、NEDOが立上げを支援した「World Robot Summit(WRS)」について、優秀チームによる競技大会が行われます。ほかにも各種展示を通じて、ロボットと人が共生する未来を体感できます。
9月17日、18日の2日間、世界中から起業家・投資家が参加し、課題解決に挑戦するスタートアップを発信する国際的ハブイベントを、経済産業省・JETROと主催します。