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太陽光発電主力電源化推進技術開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:2020年度~2024年度、2022年度予算:30.5億円

太陽光発電は、重要な低炭素の国産エネルギー源として期待される再生可能エネルギーの中で、最も普及している技術です。我が国では、太陽光発電の大量導入社会の構築に着実に近づいていますが、大量導入社会を実現するためには様々な課題が顕在化しています。

本事業では、これら解決を行う技術開発を行います。例えば、地上型設置や住宅屋根設置等の太陽光発電システムの設置に適した低コスト好条件の適地が減少している中、重量制約の有る屋根、建物壁面、移動体などの需要地に近接していますが、従来の技術では太陽光発電が導入されていなかった新市場に導入可能とするためのモジュール・システム技術開発を行います。

さらに、太陽光発電設備の長期安定電源化の課題解決に向け、傾斜地、水上、営農といった設置が進みつつある領域の安全確保に資するガイドライン策定や、小規模な事業用太陽光発電設備の適切なメンテナンスの確保や再投資を促すために必要となる信頼性評価・回復に係る技術開発を行います。

また、今後急増すると予想される太陽光発電モジュールの低コストリサイクル技術や出力抑制等の系統制約の克服に向けた太陽光発電側での対応方法の検討等を行います。これらの技術を支える共通基盤技術(新型電池の測定評価法や日射量予測の高度化)の開発等も実施します。

基本情報

技術・事業分野 太陽光
プロジェクトコード P20015
担当部署 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270)

詳細資料

最終更新日:2023年2月6日

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