研修制度

NEDOでは、最先端の技術開発を実用化へとマネジメントする能力と、地球規模の視野を備えたグローバル人材を育成するための研修を行っています。

先輩職員の声

プロジェクトを先導できる人材へスキルアップ

飯山 和尭 IIYAMA Kazuki

2018年度入構 / 社会学部

私は文系大学の出身であり、プロジェクト推進にあたっての知識不足に対する不安感がありましたが、内外の支援を通じて解消しました。
プロジェクトマネジメントに関する基本的な知識は、プロジェクトマネージャー育成講座で学び、プロジェクトを先導する立場としてどのような行動・考え方が期待されるかを理解するとともに、日々の実践経験を重ねました。
産業および技術分野に関する知識に関しては、積極的な国内外の情報収集に加え、企業出向者のチームメンバー、プロジェクトリーダー、事業者など、豊富な知見を有する方々から教えていただき、吸収しています。
得られたこれらの知識は、今後のNEDO業務に必ず貢献するものであると確信しています。

学びに加え、視野と人脈が広がる国内留学

加藤 茉里 KATOH Mari

2018年度入構 / 海事科学研究科

日々の業務で外部からの出向者の方々とお話しし、機構外のことを知ってみたい、技術だけではなくマネジメントや制度設計等についても知識を深め、業務に活用したいと考えました。
そこで、マネジメントや制度設計、方法論を学ぶことのできる、慶應義塾大学大学院システム・デザインマネジメント研究科に留学しました。留学では、目的としていた学びに加えて、マネジメントの中でもリスク管理やチームビルディングについて実践的に学び、海外での展示会出展も経験することで、視野を広げることができました。
今後は、留学を通じて身に付けたマネジメントの知識・経験、多角的な視点、形成した人脈を武器に、プロジェクトの成果最大化に貢献していきます。

海外トレーニー制度でシリコンバレーの「今」を体感

小島 香乃 KOJIMA Kano

2017年度入構 / 経営学部

組織を横断的に見る部門で働くにつれて、NEDOの海外機関との接点の多さや国際事業の存在を強く感じるようになりました。
一方で、自分には肌感覚のない領域のため、国際的な業務経験を得たいとの思いから、元々関心のあったスタートアップ支援にも携わることができる、シリコンバレー事務所への派遣に手を挙げました。
40日間の派遣を通して、現地のビジネス文化や濃いネットワーク、海外展開を目指す日本のスタートアップの熱量や苦悩を目の当たりにするとともに、海外事務所を身近に感じられるようになりました。
この収穫を糧に、プロジェクト運営と組織運営の両面において、国外にも目を配りながら今後の業務に励みたいと考えています。

組織運営部門での経営戦略を通じて日本の技術開発を支える

木内 茂 KIUCHI Shigeru

2009年度入構 / 数理物質科学研究科

プロジェクト推進部を経験後、広報部や総務部での業務にあたった際、プロジェクトを推進する上で、組織運営部門での活動が如何に大きく影響を与えているのかを強く感じました。そこで、必要な人材や支援制度、限られた予算を組織全体で効率的に活用するための施策など、組織としての経営戦略を改めて学びたいと考え、ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスのMBAを修めました。世界中から集まる人々とのやりとりや、企業での実務ベースでの実地研修などはこれまでにない経験で、視野が広がりました。今後は、留学を通じて身につけた経営戦略の知識・経験を武器に、プロジェクトの成果最大化、ひいては日本の技術開発に貢献していきます。