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省エネ化・低温室効果を達成できる次世代冷凍空調技術の最適化及び評価手法の開発

基本情報

技術分野 プロジェクトコード P18005
担当部署
  • 環境部(TEL:044-520-5248­)

事業・プロジェクト概要

事業年度:平成30年度~平成34年度、平成30年度予算:2.5億円

冷凍空調機器で使用される冷媒は、オゾン層を破壊する特定フロン※1(CFC※2、HCFC※3)から代替フロン※4 であるHFC※5 に転換が進んでいますが、転換の進展による使用量増大に伴いHFCの排出量が増加しており、これらの温室効果の高さによる環境影響が問題となっており、国際的なフロン規制強化の動きが進んでいます。特に、2016年のモントリオール議定書の改正※6においては、HFCの生産・消費量の段階的削減義務が新たに定められ、先進国は2036年までに基準年の85%削減することが求められており、これまでより一層温室効果の低い冷媒への転換が急務となっています。

一方、地球温暖化への影響が極めて少ない冷媒(以下「次世代冷媒」という。)の多くは、従来のHFC冷媒と同等以上の機器性能とするための技術的ハードルが高く、さらに安全性においても課題(燃焼性、化学的不安定性等)があるため、世界的に次世代冷媒適用冷凍空調機器は実用化に至っていません。これは、次世代冷媒の基本特性評価及び次世代冷媒使用時の安全性評価・リスク評価の標準的な評価手法が確立していないことが大きな原因の一つです。

本事業では、次世代冷媒を使用した省エネ冷凍空調機器の開発基盤を整備し、2026年を目途とする冷媒及び冷凍空調機器製品の市場投入に貢献することをねらいとして、業務用冷凍冷蔵機器及び家庭用空調機器を主とする中小型規模の冷凍空調機器に使用する次世代冷媒の安全性・リスク評価手法を確立する研究開発を実施します。

※1 フロン
冷媒の商標。転じてフッ化物である冷媒・工業用ガスの総称に用いられる。
※2 CFC
クロロフルオロカーボンの略称。低分子有機物の水素を全てフッ素・塩素で置換した人工化合物。フロンの一種。
※3  HCFC
ハイドロクロロフルオロカーボンの略称。低分子有機物の水素を一部フッ素・塩素で置換した人工化合物。フロンの一種。
※4 代替フロン
オゾン層破壊源となる塩素を含まないHFC(ハイドロフルオロカーボン)等の化合物。
※5 HFC
ハイドロフルオロカーボンの略称。オゾン層破壊効果はないものの強力な温室効果ガスであり、パリ協定において排出削減の対象となっている。
※6 2016年のモントリオール議定書の改正
2016年10月ルワンダの首都キガリで開催されたモントリオール議定書第28回締約国会合(MOP28)において採択されたもの。「キガリ改正」と呼ばれる。

詳細資料

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最終更新日:平成30年5月10日