「2023年度 NEDO 超臨界地熱　人材育成講座」に係る現場実習の受講生募集について

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）では、「NEDOプロジェクトを核とした人材育成，産業連携等の総合的展開／「超臨界地熱発電」に係る特別講座」の一環として、超臨界地熱発電に関する現場実習の受講者を募集します。

• 概要：超臨界地熱貯留層の開発には貯留層の温度を把握する必要があるが、掘削時には坑井を冷却するため、真の貯留層温度を即時に評価することは難しい。一方、貯留層を構成する岩石には熱水変質により生じた変質鉱物が存在し、その化学組成は貯留層温度を記録している可能性がある。
  本実習では、地熱坑井の掘削時に採取されるカッティングスをサンプルとして、緑泥石や黒雲母などの構成鉱物の化学組成分析をおこない、貯留層における変質鉱物の産状を理解する。分析データから各鉱物の固溶体組成を計算し、鉱物温度計をもちいてその形成温度の推定する。地質学的な貯留層温度評価法を体験し鉱物温度計と坑井温度・熱履歴との関係を理解する。
• 場所：東北大学 環境科学研究科 エコラボ
• 日時：2024年1月22日（月）10時30分～16時00分
• 持ち物：ノートパソコン（Excelなどの表計算ソフト）
• 参加費：無料（現地への旅費・宿泊費は各自負担願います。）

申し込みの詳細・お問い合わせはオンライン講座を運営する東北大学の申し込みサイト をご参照下さい。